【感想・ネタバレ】昆虫はすごいのレビュー

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Posted by ブクログ

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 仕事をやめて、野菜作りや花木の栽培など土いじりを楽しんでます。同時に鳥や虫たちの世界も垣間見ています。昆虫も間近で眺める機会が増えました。この本を読んで、昆虫は本当にすごいなと改めて感じました。丸山宗利「昆虫はすごい」、2014.8発行。どうしてこんなに多様なのか、たくみな暮らし、社会生活、ヒトとの関わり の4つの章立てです。三対・六本の脚、二対の翅(はね)、腹部は十節。クモ(脚が8本)、ムカデ、ヤスデ、ダニ、サソリ、ダンゴムシ以外は昆虫。世界に百万種。地球は昆虫の惑星ですねw。なお、ナメクジ、蝸牛は貝。ヒトとの関わりでは昆虫を介した感染症、そして嫌われる虫と愛される虫がいますね。
 地球の生き物はシダ類と昆虫からと聞いています。昆虫に食べられないようにシダ類が背を高くすると、昆虫は飛ぶようになり、花を咲かせてある程度の共存が可能になったと。現在も地球上に生活する生活種の大部分を占めているのは昆虫。地球は昆虫の惑星と言えるのでしょう! 丸山宗利「昆虫はすごい」、2014.8発行。ダンゴムシ、ムカデ、ヤツデ、クモ、ダニ、サソリ以外はだいたい昆虫。ナメクジ、カタツムリは貝の仲間。昆虫の特徴は飛翔と変態。99%は飛翔、80%以上は完全変態(変身)。昆虫の多様性、巧みな暮らし、社会生活など。

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2021年12月23日

Posted by ブクログ

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「利己的な遺伝子」

というのが、本当にそのまま形になったような生存機械といしての昆虫の凄さ。

驚くしかない。

この仕組みは見えにくくなっているけど、人間も延長線上にあると思わざるを得ない。

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2017年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

確かにすごい。「すごい昆虫(紹介編)」なので、それで良しとするか、物足りないと思うか微妙なところ。
いろいろな昆虫のいろいろなすごさを網羅しているので、ちょっとした雑学として仕入れるにもいいし、大人になったら研究者になって○○の研究をしたいという出発点にもなりうるような書き方をしています。
例えば、これこれの分野はほとんど研究が進んでいないとか、ほとんど知られていないとか……未開拓(?)の研究テーマが紹介されてる部分もあるので。
個人的には、進化についての捉え方というか説明の語彙がちょっと特殊というか専門的なので、「何度も独立に進化している」という説明が上手く把握できませんでした。あと、文法的に「独立に」という形容動詞はないので、これは「独立した」とか「独立的に」とか「独自に」みたいな意味なのかなーと適当に判断してしまったので、その辺りはちょっと隔靴掻痒なところがありました。
もしかすると昆虫研究とか生物学的には普通な語彙なのかもしれませんけども。
他には、紹介が多岐にわたりすぎてて、ひとつひとつはサラッと触れて終わりなことが多くて物足りなく思ったところもありました。また、何かというと「人間」そのものや社会、現象に喩えることが多く、ちょっとこじつけとしか思えないようなまとめ方になった記事も幾つかあったので、そこは主旨とは違うと思いますが残念に思いました。
……自爆して巣の仲間を守る(または利する)アリの行為を自爆テロに喩えるのはさすがにどうかと思うの……

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2017年05月24日

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