【感想・ネタバレ】空海! 感動の言葉のレビュー

あらすじ

日本の仏教界に多大な影響を与えた弘法大師・空海。今もなお慕われ続けている空海は、「物事が興ったり廃れたりするのは、必ずそれを行う人物による」「片手だけでは拍手はできない。片足だけでは歩むことができない」「人生百年も生きられないのに、楽しみだけ求めて、万年もの業を積む」「他人の病気のことをとやかくいう前に、自分の病気をまず治せ」「どしゃ降りの雨も、その一滴一滴は同じ水になる」……などなど、思わず「ハッ」とさせられる名言をたくさん残している。それら名言の背景にある空海の考え方、人々に伝えたかった思いを、著者の大栗先生がやさしく、面白く噛み砕いて解説。空海の力強い言葉が沈んだ気持ちを吹き飛ばしてくれる、あなたの“心のお守り”になる一冊。

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Posted by ブクログ

空海の言葉を現代語で判りやすく解説。
いわゆるお坊さんの説教を書いたものですね。

生き方というか、倫理観というかの当たり前のことなんだけど忘れがちなことを、端的に判りやすく書かれている。

そういう意味では(特に特別なことを言っているわけではないのだが)名言が多い。

感応道教。。師僧と弟子の息の合ったとき。。。でないと技は伝授しないというのは、なかなか興味深く。
確かに聞く準備ができていないときにどんなにいいことをいっても弟子は浸み込むように理解できないのは確かにそうなんだなーと。時代が変わっても悩みは一緒です(笑

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2011年11月06日

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