あらすじ
昭和22年、復員後ぶらぶらしていた広能昌三(菅原文太)は闇市で暴れる男を射殺、刑務所送りになったことから暴力社会に身を置く。以来20年、血で血を洗う、広島ヤクザ抗争の火蓋が切って落とされた。暗殺、裏切り、復讐、非業の死、力の均衡のみならず、暴力の抒情、男女の愚かしさまでを活写し、戦後日本の現実と人間を描ききったアウトロー映画の傑作。
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Posted by ブクログ
二十年にわたって血で血を洗う抗争を続けた広島やくざ。暗殺、裏切り、復讐、非業の死、力の均衡だけでなく、暴力の抒情、男女の愚かしさを活写し、戦後日本の現実と人間を描ききった傑作ヤクザ映画シリーズ「仁義なき戦い」のシナリオを、第1作から「仁義なき戦い頂上作戦」まで収録。また「仁義なき戦い」シリーズ制作の裏側を振り返る「「仁義なき戦い」の300日」も収録。
「仁義なき戦い」シリーズのシナリオでは、ヤクザの心情が生々しく描く広島弁のセリフをじっくりと楽しめる。
また「「仁義なき戦い」の300日」では、原作となったルポ「仁義なき戦い」の取材相手である美能幸三氏との緊張の初対面、どの程度実録に近づけてストーリーを構成させるかの苦労、キャスティングの苦労など、興味深い裏話が満載で「仁義なき戦い」ファンにはマストのシナリオ本。