【感想・ネタバレ】1分間ジャック・ウェルチ 勝利に徹する不屈のリーダー戦略77のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年09月02日

この本は、いつでも読み返すべき本。何か迷ってる時に読むのがいいかも。
ジャックウェルチの信念は、ある意味で普遍的なものであると思う。全てが正しい、ということはあり得ないが、仕事をする上で軸にすべきものだと思う。

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Posted by ブクログ 2022年01月27日

名著「ウィニング 勝利の経営」から名言を抜粋したような一冊。ジャックウェルチ好きにはたまらない。

◯リーダーは何を為すべきか
「リーダーになる前の成功とは、自分自身を成長させることである。リーダーになったならば、成功とは他人を育てることである。」
リーダーが自分を成長させたところで得られる利益は、...続きを読むヒト1人分にすぎません。
リーダーは部下を育て、大多数の部下の成果を引き上げる事が指名です。
リーダーの成功はあなたが毎日何をするかではなく、あなたのチームが輝かしい業績を上げるかどうかで決まってくる。

「人に自信を持たせることが、わたしにできる何より重要なことだ。自信さえ持てば、人は行動を起こすからである。」
ジャックウェルチは、大規模リストラのイメージが非常に強く、冷徹な経営者に見られがちです。
しかしながら「あらゆる仕事に命を吹き込むのは、優れた社員であって優れた戦略ではない」と語るほど現場主義であり、従業員を真に重じてることは明白です。「部下とは仕事に関して同じ価値を共有していればいいのであって、友人になる必要はありません。しかし、あなたが部下と友達であるなら、それは幸せなことです。心底いいやつだと思っている人たちと1日8時間から10時間一緒に働くわけですから、あらゆることがより楽しくなります。」このセリフからも、従業員への愛が感じ取れます。

「戦う以上、勝つことが目的だ。勝てなければ君たちみんなが職を失うことになる」
上を目指す組織では、下位社員の存在は中位&上位の社員に有益でなく、下位社員の人間にとっても他の環境で活躍できる可能性を潰すという意味で有益ではありません。日本にいると、どうしても優秀ではない人材への解雇はネガティブになりますが、どう考えても経営合理性が高いのは「会社で活躍できる人材を残し、そうでない人材は他社で活躍させる」になります。

◯リーダーになれない人もいるという真実
「リーダーは生まれつきか、作られるものか?答えは両方だ。エネルギーにあふれ、周囲に活力を与える、情熱を持つ人を採用する。」
「そして、決断力と実行力を育成する研修をきっちり行う。」
「常に念頭においてほしいのは、誰もがリーダーになれるとは限らない点だ。だが、あなた自身がリーダーであるなら、あなたの仕事はリーダーとなる可能性を持つ人材を探し、育てていくことだ。」

リーダーは誰にでもなれるわけではないという酷なお話も、ジャックウェルチが語ると妙にハラオチできてしまう。

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