【感想・ネタバレ】百の眼が見ていたのレビュー

菊川近子

何の不安も陰りもない、平穏な日常生活に、ふと忍び寄る恐怖の影…。仲の良いいとこ同士、杏と沙紀を、ある日突然襲った忌まわしい事件とは!?
昔から言い伝えられてきた百眼鬼の怨念が蘇る!菊川近子の恐怖ロマン･コミック。表題作ほか、｢過去を知る黒子｣｢天児の呪い｣｢黄泉への誘い｣収録。

[ブクログ · ★★★☆☆]

一昨年借りたマンガ思い出しレビュー。
でも、むか～し親戚の家で読んだか、はたまた友達に借りたか……と、
朧な記憶が残っていた。
かわいらしい絵柄で結構えげつない怖さの短編ホラー少女マンガ全４編。
表題作は、洞窟に封じ込められた、おぞましい外見の食人鬼が解き放たれ、
少女たちを惨劇に巻き込む話。
たまたまかもしれないが、
同時収録「天児（あまがつ）の呪い」は、楳図かずお「蛇」によく似ている。