あらすじ
高校時代は部活にディスコ。浪人中もディスコにアルバイト。二浪して東海大学に入るも、相変わらず放蕩三昧。ところが、バブル景気の恩恵で一流企業の日興証券にもぐりこむ。営業に配属されるも使い物にならず、半年後にはクビ勧告。背水の陣で営業のコツを会得し、同期トップで課長昇進。さらなる高みを目指して、堀紘一氏が経営するドリームインキュベータに押しかけ転職。ベンチャー支援に独自の営業手法を加味して、一部上場を果たす立役者に。そして執行役員を最後に、画期的な経営コンサルティング会社を設立。自ら「駄馬」を自認しつつ、一流大学卒の「サラブレッド」たちより営業成績を上げ続けてきた著者がその秘密をすべて語る。人の力をうまく借りる「ボロウイング・パワー」の実践法から、必ず売上に結びつく「テレアポ術」「必殺訪問術」「プレゼン術」「クロージングの極意」まで、営業という仕事がみるみる楽しくなるコツが満載の本。
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Posted by ブクログ
文章がいまひとつである点と「教えてあげる」的な姿勢が鼻についてしまう点が、非常に残念。
ボロウイング・パワーという筆者の主張も、意味はよくわかるが、強調しすぎると「人の力借りすぎやろ」と、ついツッコミたくなる。
ある意味、普通の「営業本」。筆者自身が言う「営業のハウツー本より、経営者向けの本を読んだほうがよっぽど役に立つよ」(P106)とおりになり、役に立つかどうかわからない営業のハウツー本の一冊となっている。
とはいえ、参考になる部分、共感できる部分もあります。
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P119
「いざ勝負!」という大事な場面に望むときほど「it's show time!」と強く自分に言い聞かせながら、その場に赴く
<営業力=セルフ・マインドコントロール×演じる>
⇒自分を鼓舞するのは大事。自分もやってました。
P161 セールストークを文字化する
⇒やったことありませんが、若手などにはいいかも。
P180 初回訪問ではメモをとらない
⇒初回だけでなく、極力メモは取らないようにしていた。同意します。数字やキーワードのみ。メモをとる相手には、顧客は警戒する
P189 「今日の提案で絶対決めるぞ!」という姿勢で臨め!
⇒これは、本当に重要なことのひとつ。
P198 いちばん重要なのは「なぜ、いまなのか?」
P221 なぜダメなのか、理由を必ず聞くようにする
⇒ 重要。