あらすじ
高校中退のアキトが就職したのはブラック企業ワクワクフーズ。残業を何より好む社畜の巣窟だ。休日、 セクハラ調査を命じられたアキトが向かった店には血塗れの包丁をもつ店長と太麺にがんじがらめにされた美少女が!
※本書は第19回スニーカー大賞特別賞受賞作「星降る夜は社畜を殴れ」を改稿したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本有数のブラック企業「ワクワクフーズ」、残業を何より好む社畜の巣窟。
その社畜と定時帰宅をめぐる新興勢力の激闘を描いたバトルコメディ。
ギャグは微妙な部分もあるけど、なんか社会の変な縮図をバカバカしく描いているのが妙にツボに入りました。
所々パロネタもでてくるしね。
社会人で残業が多い人には是非に読んでもらいたいかな。
あとはネタがどこまで持つかだろうな。
Posted by ブクログ
☆3.5
あきらめたらそこで残業確定だよ!?
破天荒ワーキング×バトルコメディ!
つきあい残業こそ日本文化の華と言い放ち、好きな言葉は滅私奉公と自己犠牲、一日36時間あれば30時間働くのに・・・などという社畜の中の社畜、田中係長を始めとした社畜達の手から逃れて定時で帰るのが主人公の目的というかなり変わった作品w
定時退社完了と書いてミッションコンプリートと読むのだ。
他にも社畜の無駄な負の能力やら労道八段とかのバカバカしさ加減が気に入ったw
ただその分無駄に重いシリアスは入れて欲しくなかったかな。
作風的にベントーのシリアスギャグとのうりんの馬鹿&パロギャグを足して2で割ったような作品という印象なんですが、シナリオはベントーみたいな無駄に熱い感じで進めて欲しかった。
出オチ感が強いが続刊でもネタの鮮度を保てるかどうかは著者の力量次第。