【感想・ネタバレ】春遠からじのレビュー

深井結己

やさしいお母さんと違い、きびしくて怖い存在だった多恵子おばさんが私の実の母親だったなんて…いったいなぜ……！？「ぜんぶが、愛だったんだね。」やるせない事情ゆえに我が子を手離すしかなかった母の深く凛とした愛を描く表題作をはじめ、繊細な感性で綴る極上のドラマチック・ストーリー4編を収録！個性あふるる珠玉の感動を贈る、実力派作家待望のレディース作品集！！ 【収録作品】春遠からじ／ママのおくすり／押入れ女／ここにいるよ ※『やさしく触れてね』は本電子書籍には収録されておりません。

[ブクログ · ★★★★☆]

「押し入れ女」以外は特に珍しい話でもないのに　何故こんなにも　心に沁みいるのだろう。
「大切な人が.....幸せでありますように」との祈り、想いのこもった一冊。