あらすじ
この魂の叫びが時代の閉塞を打破する! 己れの信念と志を一本のぶれない軸にして、激動の幕末を駆け抜けた吉田松陰。そのあまりに太く短く熱い生涯をたどり、彼が一身を賭し追い求めたものが何だったのかをさぐる。
残された著作や書簡、漢詩や和歌などから聞こえてくる獅子吼は、現代を生きる私たちの背中を押し、その歩を前に進めさせる力がある。人を率いる人、人を育てる人、次代を切り開く未来の革命児に読んでほしい一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人とはどうあるべきか?
何を為すべきか?
志とは?志士とは?
志が無い志士は虫と同じ。
とても多くのことを学ばせていただきました。
吉田松陰先生は30代そこそこで亡くなったとのことで、私はもう40代に入ってしまい、自分が恥ずかしくなってしまいました(比較すること自体失礼かもしれませんが、、)。
Posted by ブクログ
audible106冊目。
幕末維新期に気概を持って行動した人たちの考え方や生き方は、とても真似できないほどかっこいい。
自分のためではなく、ぼんやりとした「社会」「国家」のために奔走する精神力。
吉田松陰の父母も本当に立派な方だと思いました。
息子の生き方に誇りを持っていたのだなと感じました。
Posted by ブクログ
簡潔で読みやすく、時代背景などもわかりやすく説明してくれるので、吉田松陰を知るための入門書として最適だと思いました!
生涯、人柄、松蔭の哲学が分かりました。
一方的に教えを授けるのではなく、弟子たちと共に学んでいこうとする姿勢と、相手が囚人であろうとそれを意に介せず、彼らの能力に注目し、それを発揮する喜びを引き出す力に感銘を受けました。
よく学び、よく考え、それだけでなく行動として実行するという哲学も素晴らしいです。
印象に残った言葉は、高杉晋作が「男はどう生き、どう死ぬべきか」と問うたときに、
「死して不朽の見込みあればいつでも死すべし。
生きて大業の見込みあればいつでも生くべし。」
わたしもそんな風に生きたい…!