【感想・ネタバレ】覇壊の宴のレビュー

あらすじ

「た、たすけてぇ~!」鈴木は声にならない悲鳴を上げていた。目前には人血と涎が滴るドラゴンの牙が迫っている。なんでこんなことになってしまったのだろう。会社の上司に嫌われ左遷されてやってきた“新世界”。ファンタジー小説そのままのようなこの異界で、冒険への期待がなかった訳じゃあない。でも理想と現実は大違い。戦争で人は沢山死ぬし、ドラゴンに喰われそうになるしと、ろくでもないことばかりが起きる。エルフのメイドは可愛いけど、これで月給15万円じゃやってられないよ~。血の匂いに満ち、陰謀渦巻くファンタジー世界で、平凡なサラリーマン鈴木君は生き延びることが出来るか!?第11回ファンタジア長編小説大賞準入選!期待の新鋭による、サスペンスフルな腰抜けファンタジー登場。

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Posted by ブクログ

ん〜、微妙。はまれる面白さではなかったですね。
解説やあとがきによれば、リアルさを追及したようですが、追求しすぎのような気もします。設定そのものは面白いとは思うんです。地球と似たようなファンタジー世界がつながっていたらというのはいいとは思うんですが、物語そのものは妙に平坦な気がして、はまれる面白さではなかったですね。
解説によれば、富士見ファンタジア長編文庫対象の準大賞で、大賞が出なかったらしいのです。だから、こんな作品なのかなとうがってみてしまったり。
100円ならいいかなというレベルです。

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2009年10月04日

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