あらすじ
カトマンズ、東京、NY…世界を舞台にコスメで女性の自立支援を行う注目の女性起業家・向田麻衣の生き方エッセイ。恋も仕事も家族もぜんぶ大切に、自分の人生を自分らしく、自由に生きたい!と思う人の背中を押す1冊。
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Posted by ブクログ
気になっていた本、ようやく読めた。これまで読んだインタビュー記事とか情熱大陸では紹介されていなかったことも盛りだくさんで、心に響く部分がいろいろあった。向田さんにとっての「美しい瞬間」って私にとっては何なんだろう?
Posted by ブクログ
このシリーズにしては、ほわほわした内容でした。
終始エッセイのような調子で、すごく感性的なひとなんやろうな、という人柄が伝わってくる。
すべてのひとに「美しい瞬間」を生きてほしいという願いが、すごくいいな、と思った。
Posted by ブクログ
勝手に応援している向田さんの著作。彼女の起業ストーリーであり、世界へ向けたメッセージであり、回想録であり、意思表示である。ネパールにて、人身売買の被害者である女性支援という、非常に難しいビジネスを行っている理由は「やりたかったから」。このシンプルさには驚いて、そして笑ってしまうほどだが、これほど明快で強固なものはない。巻末のリストを掲載しているのも彼女らしい。
Posted by ブクログ
進路に悩む学生の頃に出会いたかった作品。
もっと自由でいい。もっと可能性は広がっている。しかもみなに平等に。そう思わせてくれる作品だ。
やりたいことを見つけるきっかけから両親や先生の反応、実現に向けて動く中での原動力や葛藤などが描かれている。
人身売買などで苦しむネパールの女性たちに化粧を教えること、また化粧品を現地で開発・制作することで雇用を産み出すことを実現してきた過程について、彼女の切なくも熱い独特のことばで語られている。
感性で動いているであろう彼女の原点や力の源は、男性には伝わりにくい感覚なのかもしれないと思った。スタートアップのハウツーとして読むには、少し物足りないかもしれない。
しかし、こんな場面で触れてほしいとしてあげている彼女の好きな本や映画のリストは案外見ごたえあり。