あらすじ
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「読者はつねに新鮮な発見に満ちた議論を追いながら、自ずと凡百の美術書をどれだけ読んでも得られぬ知見を得ることができるだろう」(浅田彰氏)いとうせいこう、島田雅彦両氏も絶賛。セザンヌの描く人物の不思議さが、こんなにも生き生きと語られたことがあっただろうか?画家にとって上手い/下手とは?モダニズムがなぜ今要請されるのか?カントの命題を映画『マン・オン・ザ・ムーン』に重ね合わせ、ベンヤミンの思想を召喚して日本国憲法を論じる。マティス、デュシャン、ポロック、美術と世界、法と暴力……、稀有にして奔放、不羈にしてスリリングな対話は、浅田彰氏をして「この本を読まずしていま作品を制作し鑑賞することができると思う者は、よほどの天才でなければサルである」と言わしめた。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
久しぶりに再読。思った以上に自分の思考がこの本によって影響されていることに改めて気づき驚く。決して簡単に読める本ではないが、二人の対話はとても刺激的。巻末に参考文献表が付いているので、そこに掲載されている文献を参照しつつこの対話を読むと理解も進むだろうし面白いだろう。
Posted by ブクログ
まだ通読はしていませんが、気体を込めて五つ星。美術史に関する情報量だけでも絶対に損はありませんが、それ以上に、絵を見ることがもたらしうる根源的な意識の変容を、岡崎氏ほど明快に説明できる人は他にいません。
Posted by ブクログ
絵画は保留にする事を決めた(ちょっと準備が多すぎて)途端に絵画に関して考えるチャンスが来てしまった。
三章あたりの言語のオーバーラップする状況への歴史的な連続の部分は興味深い。
が勉強不足のため大半が理解不能
絵画の準備を
だ
Posted by ブクログ
絵画の問題系を網羅した濃厚で緻密な対談の記録。ルネサンスから現代、西洋美術から日本美術に至る広い範囲にわたり、具体的な作品に即して展開される対話集。(「MARC」データベース引用)(2005)
難しいのであと数回読む予定。それか先にある程度勉強終らしてからの方がいいのか。