【感想・ネタバレ】指先へと百日紅のレビュー

あらすじ

狭い田舎町で起きた校長と男子生徒の心中事件。生き残った直海に押された烙印は、泥棒猫の人殺し―。そして二年、誰もが直海の存在を無視し、声をかけてくるのは欲望に駆られた輩だけ。だが仕事帰りのある夜、酔った男たちに乱暴されそうなところを東京から転任してきたばかりの教師・加納に救われる。それ以来、直海の過去を知っても態度を変えず、親しげに接してくる加納に心惹かれていく直海。けれど運命はどこまでも直海に冷たくて…。

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受けが不憫で切ない

主人公の受けがかなりの不憫受けです。
町の人や実の叔父にも辛く当たられて途中まで読んでいて切なかった。
攻めと心が通じあってからはただただ主人公がもう辛い目に合わないように祈りながら読んでいました。

主人公の辛い生い立ち、攻めと少しずつ心を通わせていく様子、幸せになりたいけれど悩みや葛藤を抱える姿が丁寧に綴られていて大好きな一冊です。
表題の百日紅が効果的に使われているのも素敵です。

#泣ける #切ない #感動する

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2021年05月04日

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