あらすじ
幼い頃から憧れていた工房作家・桑原大介の才能を世に出す――早川誠二は自分の会社の仕事を請けようとしない桑原を説得するため、彼の工房に泊まりこむが……。「おまえの中に、俺を入れてくれよ」はじめて知る桑原の欲望は、誠二の身体に消えない快楽を刻みつけていく。だが濃密な夜を重ねるたび、桑原の表情には暗い影が差すようになり――新進気鋭の工房作家VSディスプレイ会社の若社長、男のプライドと熱情が交差する一生一度の恋。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
年上攻め。初めてあったのが攻め大学生受け中学生というちょっと歳の差CP。受けは従業員500人以上の社長の息子で同じ業種の大手と個人経営。2人は色々悩みますが、最後はお互い手を取り合って進んでいきます。
まあ、なんだかんだ攻めがベタぼれだったという…。
途中受けを泣かす場面もありますが、もうちょっとその辺をしっかり書いていただけたら★5つだったかも。
結構面白くて1日で読んじゃいました。
期待しましたが……
本編2部構成、その後の二人のお話が一本。
あえての構成なのかと思いますが、2部構成にしたことで1パートごとに書き込みが足りないように感じました。
ネタは細々入れ込んであるんですけど…。
前作もそうですが、気づいたら「あれ!?もうHしちゃう!!??」と結構猛スピードな気が……(笑)
部分ごとにはいいものがあるのに、全体を通して見たとき繋がりが希薄で話は薄いです。
商業ベースにしては少々作品としてツメが荒いなと。
レビューが高評価だったので……うーーん。残念。
Posted by ブクログ
初めて読んだナツ之えだまめサン作品。まだ前半部分で結構唐突に身体から繋がってしまったので驚いたけど(笑)、年上攻めの意外な執着ぶりが伺え始めたら、なんだか大介が可愛く思えて楽しかった♪ 良いとこの坊っちゃんなのにいろいろ背負いながらも真っ直ぐな誠二もイイ子だったし、脇キャラのシノが良い働きをしてて褒めたくなった(*´ノ∀`*)
しかし誠二を置いてフランス行っちゃった件は好きじゃない。『誠二に少しでも惜しまれたら自分は行けない』っていう理由で誠二を捨てるように渡仏した割にすぐ結果出して戻ってきた挙げ句『怒ってるのか』って…。誠二が怒ってなくても私は激オコだったよ(#・∀・) 自分の弱さを棚上げして誠二を振り回しただけにしか思えなかったなぁ。
ただ仕事に関しての、男のプライドみたいな大介の意地は良かった。恋人に対しては酷いけど、まずは同じ土俵に立たないとっていう野望は好きだな~。
文章も読みやすいし誘い受けに変貌した誠二も可愛いし、全体的には面白く読めたけど、フランス行きの場面は変に誠二に同調しちゃって、泣けて泣けてダメだった★ 大介が誠二人形作っててもほだされないぜ!…ちょっと見てみたいと思ったのは内緒だぜ!!