【感想・ネタバレ】ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 湖のほとりの古城ホテル・マルグリット。
 その新たな女主人の候補として集められた四人の少女たちのお話です。
 四人の少女たちはそれぞれ帰る場所を持たず、「このホテルの女主人になる気はないか?」の問いに頷いてやってきました。

 魔山を追放された魔女・ピィ。
 軍から追放された美貌の軍人・ジゼット。
 とある稼業から足を荒い、「普通の女の子になりたい」・フェノン。
 そして今はもう亡き国の姫君・リ・ルゥ。

 四人の少女はたった一人の湖上ホテルの主の座をかけて、争い始める。

 という感じで。
 すごーくすごーく、少女小説だったんですが。

 そんなことよりも、ジゼットさん! ジゼットさん!
 かっこいいですよジゼットさん! 金髪に群青の瞳! おまけに軍服の似合う男前。

 口説かれたい! 口説かれたいです!!笑

 後、個人的にはリ・ルゥが好きだったりします。
 強気の女の子は好きですよ。しかも黒髪! 素敵です(真顔)

 そんな素敵な登場人物がいっぱいの素敵な少女小説です。
 内容についてはあまり多くを語りませんが、少女たちが己が誇りを胸に戦って(?)、最後には素敵な友情を手に入れる話です。
 なんというか、女の子が和気藹々としているのはかわいいし、素敵だと思います!

0
2015年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは面白かったー!それぞれの事情と理由で古城ホテルの女主人見習いとして集められた4人の少女達の物語。それぞれのキャラに秘密めいた背景があったりとこれからの展開も楽しみ。

0
2011年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

四人の少女が古城ホテルの所有権をめぐって争うサバイバルバトル!という先入観で読み始めた。違った。

内容は思ったものとは120度くらい違ったけど、面白くて一気に読んだ。
女の子なら、きっと喜ぶであろう仕掛けは満載。
魅力的な四人の少女たち、いや女主人たちの、今後が楽しみ。
本当は姪っ子に送る前に、面白いかどうか確認しようと思って試しに読んだんだけど、シリーズ化するみたいなので、続刊も読んでみたいな、と思う。

追放された魔女、美貌の元軍人、人には言えない秘密を抱えた娘、亡国の姫君ってだけで十分キャラクターが立っているんだけど、なによりも、中盤、ある事件が起きてからの四人娘の掛け合いが楽しくて。
構成から考えると、序盤の、四人がそれぞれ女主人見習いとして働く所での奮闘はもうちょっとしっかり描写が欲しかったのと、四人が競いあうがゆえにいがみ合う、というシーンもあったほうが、よりラストに向けての気持ちの盛り上がりもできたろうと思う。

とはいえ、シリーズ作品の一巻目、ということでもあるので、今回は無難にキャラクターのお披露目だったのかな。
イケメンもちらほら配置されているし。
十代の女の子の読み手には、きっと気に入ってもらえるだろうなあ、という作品。
もちろん、男の子が読んでも大丈夫、だと信じたい。(少なくとも僕は、これは十分、男性も楽しめると思いましたが)

四人の少女たちの、それこそ、過去と絡めた、「元の場所」との決着(=ほんとうの意味での決別)が、続刊でのキーになるのではないかと勝手に予想。
今後が楽しみです。

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2011年09月28日

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