あらすじ
【最終ページにあとがきが付いて再登場！作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】カードを知らない？ 買い物もしたことがないのか…。ザックは耳を疑った。故郷の敷地で野宿をしていた美しいが一風変わった女性セーラは、古い信仰と100年前の生活様式を頑なに守る共同体で生まれ育ったという。だが彼女は母亡きあと、恐ろしい継父の暴力と支配から逃げだし、生まれて初めて外の世界へやって来たのだ。不安だろうに、彼女は自分の居場所を探そうと希望を捨ててはいない。一方、ザックは自分のルーツを恥じ、今まさに故郷を捨て去ろうとしていた――。
...続きを読む感情タグBEST3
スゴーく良かった！！！
もう、こういう作品大好き！！。
普段から小説は海外作家の小説しか読みません。
ラブロマンス系が好きなのでもちろんハーレクインも好きです。
この作品のように、アメリカには今回の｢共同体｣みたいな開拓時代のような生活をしている地域が現代でもあるので、本作品もとても興味深かったです。
ヒロインは共同体から逃げ出す所から始まり、闘犬のブッチャーも連れて行きましたが、ヒロインと闘志剥き出しのブッチャーが旅をするのが素敵でした。
そして野営等しながら運命の人のヒーローと出会えてホントに良かったです。
このヒーローはハーレクインなので一応起業家のリッチマンらしいですが、他のハーレクイン作品のような傲慢さや女たらし等はなく、ホントに読者として望んでいたストーリーに進んでくれたので読んでいてとても嬉しかったです。
最後には可愛いベイビーがいたのでホッとしました。
ただ一つ疑問というかスッキリしなかったのが、ヒーローが嫌な想い出しかないと思っていて売りたがった家、でもその家を何とかしてでも自分の夢の家として手に入れたかったヒロインの夢の家は最後には2人の愛の家になったようで読者としても嬉しかったけど、最後の結婚後に書いていた｢住むところは変わったけれど…｣というのはまさか、引っ越したのかな？と思ってしまったけれど。
せっかくヒーローも売らないと決めた後だったので。
そこだけがモヤッとしたままです。
多分、あの家だよね？！と思いたいです。
