あらすじ
恋人だと思っていた男性にあっさり捨てられた田舎娘ヘンリエッタ。舞踏会の陰で悲しみにくれているとき、目を見張るような美貌の男性と出会う。彼はロンドン一のプレイボーイと評判のデベン伯爵。蜜に群がる蜂のように寄ってくる女性に辟易していた彼がなぜ私のもとに――!? デベン伯爵は警戒の目を向けるヘンリエッタに、挑戦的なまなざしを向け言い放った。「きみを誰よりも光輝く社交界の華にしてやろう」と。――ロンドンを舞台に花咲く絢爛ヒストリカル・ロマンス!!
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匿名
笑わせてくれる凛々しいヒロイン
とても笑いとユーモアのある珍しいヒストリカル。でも時代を超えて人の心に刺さるお話に仕上がっているのは、作者の力量大。いつの時代も、このようなけなげな勇気あるしっかり者のヒロインいるのでしょうね。
愛に溢れたお話でした
コンプレックスだらけのヒロインに、伊達男のヒーローが美人レッスンするお話です。私自身が一人の女性として、ヒーローの言葉に励まされ、元気を頂きました。自分を不美人だと思っているヒロインだけど、芯が強くて気も強く、愛情深いところが素敵でした。
野暮ったいヒロインの変身劇
田舎っぺのヒロインが社交界一の伊達者のヒーローに立居振る舞いを鍛えられ、外見を磨かれて洗練されたレディーに大変身していきます。
それに恋愛が絡む、よくある話ではありますが、色々ドラマがあって面白いお話の展開でした。
ヒーローの焦る姿に
プリティウーマン的な要素がありつつも、ヒーローが気取りすぎず、
美しくなってゆくヒロインに焦りを覚えてゆくところに、好感が持てます。
ヒロインもコンプレックスを克服し、美しく芯のある姿も心地よく感じました。
後悔したくない、というシーンがいいですね。
3等身のコマがクスッとした笑いを誘って、かわいいです。
ふたりのその後のくらしに幸せがあふれていました。
自然とにんまり
伯爵の最後の告白にはついにんまり
正直でかっこ悪いところがストレートに気持ちが伝わります
馬車のシーンは笑ってしまいました
読み終わりはさわやか