あらすじ
色あせない、こころの風景。 「A SCENE」「B SCENE」に続く武富智の短編作品集第3弾。週刊ヤングジャンプ増刊等に掲載された作品に、単行本描き下ろしを加えた7つの短編を収録。 ぼくらは繋がっているんだ。きっと。どこかで――。
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なんともまぁ…
すばらしい作品。ABCとあるが、Cが1番心に残る。感情をたくさん文字として表現されるも、肝心の部分は書かれない。バドミントンとかヴァイオリンの話とかそう。とにかく心に残って、じんわり、よい。
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「B SCENE (2003)」に続き 武富智氏の『C SCENE(2011)』も読んでみた。 ”C SCENE”は・・・ どのストーリーもいいなー。 例に出せば・・・ 大恋愛の菅野さんのあの笑顔を観たら・・・誰でも惚れる…
Posted by ブクログ
カバーイラストに惹かれて、手にとり短編集なので読みやすいと思って購入。
お母さんに怒られてばっかりの女の子、夢を諦めようと自分の心に蓋をしたヤクザ、駄目男と決着つける決心をした女、ヴァイオリンしかなかった男の子の初恋、愛妻を亡くした頑固親父、麻薬で捕まった執行猶予中の叔父と一緒に暮らすことになった男の子
。。。どの話も涙が溢れてくる、良い話ばっかりで買って良かった!!と思える一冊でしたーっ
Posted by ブクログ
A、B両方良かった。
続刊出ると思ってなかったか、久しぶりにびっくりしたー。
今回のC SCENCEが一番好き。
武富智先生の短編集です。
武富先生は、コマ割りが上手い。
アップの表情がすこぶる良い。
感情をぶわっと乗せて、春一番みたいにぐわっとどかんと大きなコマでてっぺんを描いてくれる。
だから気持ちの盛り上がりと画がどんぴしゃり。
気持ち良く泣けるのです。
良い作品ばかりで何をお勧めしていいやら、、、
個人的には6つ目のSUPER HEROINEがぴしゃり、です。
音楽ものと恋愛ものも好きなので、5つ目の大恋愛も好きなのですが。
若いお話だけでなく、
たくさんの人物とそれぞれの感情が
描かれています。
ほっこりと、ゆっくりと、じっくりと。
是非とも読んでいただきたい、一冊。
因みに私は現在カフェで読破。
うるっとどころかボロ泣き。
Posted by ブクログ
Cは劇的とも言うべきか。
感動系ストーリーの詰め合わせ。
タイトルからハードルの高い『大恋愛』も良いが、
特に『SUPER HEROINE』がヤバい。涙腺が…。
Posted by ブクログ
様々な人の関わり方に目を移したお話の展開が素敵だったし、
ユリコさんがどんぐり飴買っていたり、
大好きなB SCENEのシズくんたちのスピンオフが読めて、
それはとてもよかった。
Posted by ブクログ
この人の作品は(単行本化しているものは)すべて読んでいるのだけれど、やはり短編は小粒の山椒といった感じで心地良い。主に恋愛感情を描いているけれどベタベタしていなくていい。
とにかく「表情」を描くのが上手な作家さんである。表情とは顔つきのことだけではなく、とにかくキャラクターが感情を全身で表現する。読んだらどのキャラクターも好きになってしまう、そういう感じ。
人によっては鬱陶しい、やりすぎと感じるかもしれないが、好きな人はきっと好きだと思う。オススメです。