【感想・ネタバレ】純喫茶磯辺のレビュー

あらすじ

磯辺裕次郎、39歳。8年前に離婚し、鳶職をしながらひとり娘の咲子と暮らしている。そんなある日、父親が急死したことで、裕次郎のもとに多額の遺産が舞い込んできた。働く気が失せた裕次郎は、現場に行かずキャバクラに通いつめる有様。咲子の冷ややかな視線に負けて仕事を探そうとした矢先、何気なく入ったカフェで裕次郎が目にしたのは、マスターと女性客の仲睦まじい姿だった。「喫茶店のマスターになれば俺もモテる!」。妄想は暴走し、客商売など全く経験がないにもかかわらず、遺産を元手に喫茶店開業に乗り出す裕次郎。初めは反対していた咲子も、次第にそのアイデアに引きつけられていく。やがて開店に漕ぎつけた、その名も"純喫茶磯辺"に集まったのは、アルバイト従業員から客まで、あまりにも濃い面々だった…。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

おもしろかった!
木下半太の小説をもうちょい弱くした感じ。
スーッと入って、スーッと消える。
わたがし小説。

0
2012年12月02日

Posted by ブクログ

バツイチ男と高校生の娘。
喫茶店を始めたことで少し生活が変わった。
謎の女・モッコをアルバイトとして雇い、モッコ目当てに変な客が続々と増えていく。

途中までは面白かったけど、後半ちょっと減速。
ラストがどの人物のエピソードに関しても不完全燃焼のような。
映像なら役者の力で乗り切れるのかもしれないけど、文章だとイマイチ。
もう少し面白い展開で終わって欲しかった。

0
2009年10月04日

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