【感想・ネタバレ】ねこばんのレビュー

あらすじ

家を顧みず仕事一筋40年。無趣味で頑固な男・根本勲、60歳。鉄道員として見事定年退職まで勤め上げた彼だったが、いまは毎日家で留守番している。妻は毎日何処かへ出かけ、彼に残されたのは冷蔵庫のボードに書かれたメモだけ。しかし、「ちぎり絵・朝・納豆・卵」など、単語の羅列でなんともそっけない。仕事をしていた時には時間に追われていたが、いまは時間を持てあます日々。そんな勲が留守番をする家の庭には、毎日違う猫がフラっとやってくるのだった。猫と触れ合ううちに、その男は、生まれて初めての「癒し」を味わうことになる…。猫は「人」になつかず、「家」になつく。これはそんな「猫になつかれた家」の物語です。

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Posted by ブクログ

自宅に次々と侵入して、我が物顔で去っていく猫達と
退職して家にいる家主の奮闘記。

開け放している場所からするりと入り込んで
自宅で悪戯して去っていく猫、という話ですが
フルカラーで悪戯している猫の写真つき。
これはこれで可愛いのですが、文章内容と猫の姿が
まったく一致せず…。
うっかり、小奇麗すぎない? と首を傾げてしまいました。

連続短編になっているので、前に登場した猫が出たり
最終的にはほのぼのしてみたり。
読んでもよし、写真だけでもよし。
ただ…想像しながら読むと、やはり違和感がありますがw

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2018年04月12日

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