【感想・ネタバレ】封印怪談1のレビュー

あらすじ

超常現象研究家として知られる著者が、あまりの不気味さ、不条理さゆえ、長きにわたり封印し続けてきた、実録の怪奇譚全四〇編。

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Posted by ブクログ

著者が収集していたが、収集当時のスタンスに合わず、日の目を見ることがなかった怪談たち。 それらを懐かしく紐解いているうちに、まとめてみたいという衝動に駆られた。文字通り封印されていた珠玉の怪談集である。

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大変久しぶりの怪談集。というか読書自体が非常に久しぶり。ぞっとするような怖い話、ほっとするようないい話など様々なジャンルの怪談が詰め込まれていた。お気に入りの話は、UFOブームで湧く山形県の某所で体験した気味の悪い話である「山形での体験」、語り手の後輩を取り巻く、因果応報というべき恐怖体験「痣」。そして、人身事故の当日その路線に乗ってしまうと必ず自殺者の幽霊を見てしまう「電車の窓」。 全体的に怖めの話が多く非常に面白い一冊だった。

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2024年10月06日

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