あらすじ
中国人はただでは捕まらない!
いまや中南米経由で国籍を変え、合法的に入国してくる中国人犯罪者たち。
彼らに日本の常識は、いっさい通用しない
報道されない真実がある!
「礼儀と儒教の国・中国」という幻想はもう抱いていてはいけない。
「嘘つき」「はったり」「泣き落とし」……、あらゆる手段を使って無実(?)を主張する
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Posted by ブクログ
北京語を使う通訳捜査官として中国人犯罪者を相手にしていた刑事、坂東忠信さん。
中国人のガサ入れ、取り調べ・・・本当に大変だなぁ。
ガサ入れの様子など情景が目に浮かんできてしまいました。中国人確保の時は、警察も入管も真剣でしょうが、坂東さんが文章にすると、何だかコメディみたいです。捕まった中国人のうんざりするような嘘やいいわけに、坂東さんのユニークな切り返し。激務なのにサービス精神旺盛だなぁと。予期せぬところで笑わせてくれるので、電車の中などで読んでいて、うっかり吹き出してしまい、ちょっと恥ずかしかったです。家に帰ってからゆっくり読むことにしました。
ガサ入れの際、逃亡をはかる中国人犯罪者がケガをすると、病院にかからせることになります。治療費や入院費は私たちの税金です。留置場に収監されてる間の生活費(?)も税金ですよね。なのに彼らは留置所にいる間に体の不調部分まで治療してもらおうとするらしい。図々しいったら・・・。最低限の治療でいいのに。日本の素晴らしい医療技術を披露してあげなくてもいいんじゃない?虫歯?治すより抜いちゃえば?麻酔ナシでガッツリ抜いちゃえば?(日本人は心を鬼にしなくちゃいけないと思います)
中国の地方の中国人の特徴も興味深かったです。中国は広いから各地域で全然特徴が違うんですね。