あらすじ
久遠久は、活動的な幼馴染みの桂木駒子がいつもと様子が違うのに気づいたその日に、学校で猫の化け物に襲われる。その窮地を救ったのが、全身に入れ墨をまとい、式神を自在に操る駒子だった。しかし、駒子の口からは「わしは夜鳥子…」という言葉が漏れる。夜鳥子は駒子の先祖で、駒子の体を使って現代によみがえった鬼5体を討伐するという。2人は、無事鬼たちを倒しきることができるのか!? 「俺の屍を越えてゆけ」等でおなじみの奇才ゲームデザイナー桝田省治が初めて書き下ろす、渾身の伝奇アクション!
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Posted by ブクログ
「俺の屍を越えてゆけ」「我が竜を見よ」などを作った
ゲームプロデューサー・桝田省治氏が書き下ろした初小説!なかなか面白かったです。
設定が良かったんでしょうか、それとも
こういう妖怪の話が好きだから気に入ったのか、わかりませんが。
妖怪を倒す準備ができるまで、主人公が妖怪から逃げ回りまくる。
そして準備が整ったところで、妖怪を倒す、そんな設定が痛快でした。
Posted by ブクログ
講演まで聴きに行った、大好きなゲームデザイナーさんの小説。やっぱり面白いです。こういう伝奇もの好きなので各章それぞれ楽しめました。ただ、一つだけ気になったのはラスト。もうちょっと盛り上がりがあってもいいかな、と。一章の猫玉のインパクトが強かった分、残念です(しばらく猫をちゃんと見られない。軽くトラウマです(笑))