あらすじ
書類は4分以上かけて作るな!
業務日報や注文書の作成、企画書に出張報告書も書かなければならない……、ビジネスシーンには書く作業がいたるところにあります。この文章に取られている時間を少しでも短縮できれば、その分、営業件数を増やせるのになぁ、と考えたことはないでしょうか? 本書はそんな願望にこたえる1冊です。8割の出来でも十分及第点をもらえる文章はテクニックで瞬殺できます。さあ、あなたも本書で解説するスピード文章術を駆使して、業務日報などにとられている不毛な時間を、もっと有意義なことに使いましょう!
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Posted by ブクログ
チェック項目10箇所。本書は「書くこと」に多くの時間を費やさざるをえないあなたに、苦労せずサクサクと「文章を速く書き上げるための技術」を伝える本です。速く書けるようになることは、あなた自身の成長につながります、例えば1日に平均3時間、書くことに費やしていた時間が半分になれば1週間で10時間を超える自由な時間が持てます、その時間を読書に使うことができたら1年後、本を読まなかった同僚とどれほど差ができているでしょうか。ビジネス文書で、次から次へ、つなげて書いてしまうと読み手には”何がいいたいのか”わかりにくくなります、ビジネス文書を速く書き上げたいなら、ひとつの文を短くいい切ることが大切です、目安は40字以内。伝わる文を書くためには、いつも主人のそばに家来をひかえさせるよう心がけます、守護を書いたあとには、心の中に述語に対して「苦しゅうない、近こうよれ」といってみましょう。明確な意思表示が求められるビジネスシーンで二重否定のような曖昧な表現をしていると誤解を生む原因となります。どちらの文体に統一するか迷ったら「~だ」に決めましょう、目指すのは、速く書ける引き締まった筋肉質の文章、「文末」を「~だ」に決めれば必然的に文章も引き締まったものになります。「~の」:「場所で」あれば「~に」「~にある」「~で」「対象」に関することであれば「~について」「~に関する」「所有物」であれば「~が持っている」「~が所有する」。①「いつ」②「どこで」③「誰が」④「誰に」⑤「何を」⑥「どうするか」という、基本を頭に入れておき、その順番で一文を作る習慣を身につけましょう。ビジネス文書はクイズではありません、何行にもわたって、誰のことを書いているのかわからない文はありえません、早めに「主人公」を登場させ理解しやすい文にしましょう。いくつかの具体的な内容や商品の特徴など「並列」で表現できるものは「箇条書き」が適しています。