【感想・ネタバレ】キラキラのレビュー

竹宮ジン

サヤは女子高生モデル、リアの大ファン。ある日、街ですれ違った女の子にリアに似た“何か”を感じたサヤ。偶然出会ったマリはリアの双子の姉と言うが、リアとは違い大人しめのルックス&控えめな雰囲気の女の子。リアに近づけるのかも、という気持でマリと仲良くしようとするサヤだけど、控えめで可愛いマリに徐々に惹かれていって…。表題作『キラキラ』を始めとして、思春期から大人にかけての、苦く切ない恋を描いた連作読切り『愛しい人』シリーズも収録された著者入魂2nd百合姫コミックス。

[ブクログ · ★★★★★]

有休の日に発売なんて嬉し過ぎるわぁ♪
ええ、勿論即買・即読ですよ。

表題作及び書き下ろしはふわふわとした愛しい話。
欲望ゲージに個人的に大笑い。あのゲージ、すっごく良く分かるわ(笑)

で、今回毛色が違うなーと思ったのは『愛しい人』3部作。
かなり切ない。
これ、同性に対して憧れを含む様々な感情を持った事がある方なら一度は経験した事あるんじゃないかな。
『冗談』前提の感情だったり
『冗談』にしてしまいたい感情だったり
『冗談』なんかにして欲しくない感情だったり

幸せだけじゃない、良い作品が集まった本です。