【感想・ネタバレ】ムーたち（２）のレビュー

榎本俊二

難解? 発見? この世は秘密でいっぱいだ! 心のよろいを脱ぎ捨てて、パンツ一丁で深呼吸。さあご一緒に!! 「自分を意識している自分って?」「難しい事を解りやすく説明するのって難しいの?」 ────父・虚山実(むなやまみのる)と、小学生の息子・無夫(むなやまむーお 通称「ムー夫」)との、謎と哲学的示唆に満ちた高機能ギャグ問答、ここに完結。

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ほんとにおかしくて描いた人と友達になりたかった。抽象的とはこういうことですっていうお手本の一例と言えるようなギャグマンガ。

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世界が広がるおもしろさ！ なるほどこれは「無意味についての漫画」ではなく「形式についての漫画」か。意識の拡張はそのままルールの拡張につながる。純粋論理メタギャグ漫画、名作でした。

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静かに強烈です。解説に斎藤環さん。友だちにかりて読みましたが、コレは買うべきですね。因みに二巻で力尽きたらしく、続編はないのです。残念。

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複数自分のインフレ。徐々に明るみに出る規理野の深淵。「その発想は無かった」のオンパレードだ。正直大丈夫か心配になる。またどこかで続きを読みたい気にもなる。