あらすじ
白でも黒でもない。恋はグレイで曖昧だから――。「長年の友達との別れが恋を芽生えさせた」「30歳を越えて処女ってダメですか?」「見てるだけ、頭の中でしか私は恋ができない」世の中に、恋はあふれているけれど、あいまいにしかならない恋心もある。そんな想いを描いたオムニバスシリーズ。“好き”っていったいなんですか? “恋”っていったいどれですか? 答えのない想い、だから人は求め続ける――。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これは中々よかった!
レディース漫画には、最近とてもいい人が増えてると思う。
表題作も好きだったけど、
脳内でばっかり恋愛をしちゃうのと、同棲五年にして別れてしまう話がよかった。
女性の妄信的にも思える想像力と
ふらふらする心の中の動きとか、諦念とか
そういうものがよくでていた。
Posted by ブクログ
一読じゃ、それぞれの主人公にうまく感情移入できなかった。
だけど、どれも切ない思いがこもってて、ひとつひとつ、丁寧に読みたくなる
恋愛短編集。
コマ割?っていうのかな、とか独特の背景で、好き嫌いが分かれるかも。
『ことことかるてっと』が気に入り、今回の新刊楽しみにしてた。
Posted by ブクログ
とても曖昧な恋愛というものの、より集め。
だれかを好きになる、ということに、それほど気にしたことのない人たちが感じる、グレーとはいうものの、失恋ばなし。そう結局は失恋ばなし。ほぼ。
あっでも三十歳の処女がピンク映画観に行くくだりの点は好みだった。なんだろうこの初々しさw