あらすじ
近年、「ジベタリアン」「人前キス」「車内化粧」など、街中での“迷惑行動”が目につくようになった。私たちの社会で何が起こっているのか。「恥」から見えてきたニッポンの今。
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Posted by ブクログ
セケンという概念がなくなり、身内と他人しかいなくなった。
地域的つながりを超えた価値観いよる新たな連携ウェブの世界は現代のセケンに縮図である。
でもさ、羞恥心関係なしにジベタリアンになるときもあるよね??
羞恥心がどのような基準で、またどのような理由で警鐘を鳴らすように出来ているか、つまり羞恥心という装置の性質について私たちは無知なのである。
羞恥心は警戒範囲が広く、またとても複雑なルートで作動していることを意味しているのだ。
羞恥心=f相手との関係の重要度×じこの評価への不安定度
つまり、中途半端な関係でいるのが一番羞恥心が働く。
これらのメッセージ社会の中に自分の居場所を定め、社会の恩恵に浴す上で重要な意味を持っている。そのために多様な恥ずかしい表情は必要なのである。
そんな構造化され分節化あれた社会生活に適応するため、羞恥心はその時々に演じている役柄に応じて恥ずかしさの基準を定め私たちの行動をナビゲートしているのである。
例 バイト先で知り合いに合うといった、複合的に役柄を演じる必要がある場合など