【感想・ネタバレ】ちょっぴり罪な関係のレビュー

あらすじ

傷心を癒すための休暇で大嫌いな彼に会うなんて……。■ロンドンの一流銀行に勤めるサスキア・フォードは、一人、トスカーナの別荘で優雅なバスタブに身を沈め、恋人の手ひどい裏切りによって受けた心の傷を癒していた。もう恋になんか落ちるものですか――そう思いながらバスタブから身を起こしたそのとき、バスルームのドアが開き、彼女は凍りついた。戸口に現れたのは、彼女のよく知っている男――幼いころから憧れ、憎んでいた、義理の兄だった。優秀で、魅力的で、常にセクシーな美女に追いかけ回されている血のつながらないその兄は、いつもサスキアの劣等感をかき立てた。いつしかサスキアは、彼をできるだけ避けるようになっていたが、彼のほうも、サスキアとうまくやっていこうとはしなかった。その義兄がなぜここに? よりによってこんな気分の時に。サスキアは不安に震える胸をおさえて彼を見た。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

十年前に親の再婚によって義兄妹になったヒーローとヒロイン。ずっとヒーローを嫌っていたヒロインが失恋の傷手を癒すために訪れたトスカーナで偶然、兄に再会する。美しくなったヒロインに気がついたヒーローと、昔のようにヒーローを嫌っていないことに気がついたヒロイン。そこから二人は親密度を増していく。イギリス人にしては料理の才能のあるヒロイン、さすがイタリア人とのハーフだけのことはある。イギリス人主人公なのに料理の描写に安心できたのははじめて。

0
2009年10月04日

「ハーレクイン・ロマンス小説」ランキング