【感想・ネタバレ】黒猫館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

あらすじ

大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬(あゆたとうま)の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)と江南孝明(かわみなみたかあき)は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!? シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか?(講談社文庫)

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ネタバレ

これまでの館もその館じゃないといけない独自性が好きだったけど、まさか地球規模でシンメトリーを作るとは…。対になるものは二つのアリスで、地球の裏側に鏡の国の館があるなんてロマンチックにもほどがある。青司、こういうおしゃれな発想力もあるんか。しかも小児愛(ドジスン)を見抜いてアリスにする皮肉さ、今作は青司のキャラがよく出ていたのも嬉しい。黒猫と白兎をあしらった内装が映えるから映像化してほしいけど、書記のタンザニアのシーンは難しいか。白兎が先だったらすぐバレるだろうから、黒猫を表題に選んだのもうまい。シンプルにおもしろかった。このシリーズは読むたびに好きになる。

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2026年03月18日

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ネタバレ

面白かった!
前シリーズの時計館とそんなところで繋がっていたのか!というところも含め、面白かった。
あー今回は割とわかるな…と慢心していたらまんまと騙された。

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2025年12月02日

ネタバレ 購入済み

悔しいっ!

あとちょっとだったのに!
あれも、これも気が付いたのに!
ソレだって、ちょいちょい違和感は感じていたのにー!!
って感じの騙され方でした。

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2022年11月20日

ネタバレ 購入済み

オチは読めたかも

ある人物の正体や、殺人の犯人は読めてしまいました。ただ、やっぱり引き込まれます。何日間かに分けて楽しみたかったのですが、やはり一気に読ませられてしまいました。

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2020年05月19日

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ネタバレ

前作時計館と比べるとボリューム控えめでサクッと読めた。鮎田さん=天羽辰也は早い内から何となく予感があって、名前がアナグラムになっているのに気付いて確信。勝った…!(?)と思ったけど、これは作中の言葉を使うなら問題の八十パーセントで、残りの二十パーセントの本命の問題には手が届いてなかったってことだね。
江南くんと同じ意見で密室があまり好きじゃないので、掛け金のトリックも痕跡がないなら氷じゃない?と適当な感じで推理。結果正解だったけど、そういえば冷凍庫壊れて氷無いんでしたね…。だから本当の意味で密室のトリックを解くには、館のトリックを見抜く必要があったと。うーんよく出来てる。
地球規模の大胆な叙述トリックが面白く、とても楽しめた。次作も期待!

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2026年03月25日

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ネタバレ

シリーズ6冊目?マジか(汗)十角館の殺人からどの館も読まず、いきなり黒猫館に手を出したってわけか。
おかげで前作も読みたくなった。
それで今作の感想なんだけど
あいつとアイツが同一人物とは最後の最後まで気づかなかった。
最初読んでで純粋に夏といえ北海道は日が暮れるのが早いなって思ってしまったことかな
謎解きの件で「言われてみれば」って思った。
んにしても白骨化ってそんなに早くなるもんなの?

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2026年02月22日

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ネタバレ

今作は、個人的には後半からぐいぐいと面白くなって行った。
天羽辰也と鮎田冬馬が同一人物なんだろうなとは割と早い段階で気がついたものの、まさか館が二つ存在するとは!とかいろいろ驚くことばかりだった。
理沙子はただただかわいそう。できる人なんだろうけど、変態おじさんだったよね、天羽辰也。

それにしても、私は心臓は左の、他は内臓逆位で生きてるのだが、『鏡の世界の住人』なんて発想はぜーんぜんなかったので興味深かった。

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2026年02月21日

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ネタバレ

 鮎田冬馬の手記のはじめに、「如何なる虚偽の記述も挟まぬ事を、誓っておくとしよう」という記述がある。この記述通り,嘘はつかれていないのだが、読者は騙されてしまう。やはり、ここには展開のうまさや言い回しが表れているのだろう。このトリックは考えてみたら出てきそうではあるが、ここまで伏線を散りばめながらバレずに騙すというのは至難の業である。
 館シリーズにおいて、探偵(鹿谷)が事件に居合わせないものが、人形館、時計館、黒猫館と続いているが、次の暗黒館ではどうなるのか。そろそろ、事件に真正面から対峙するところも見てみたい。
 本作では、鮎田が運命論について言及する場面があった(392ページ)。 水車館でも、絵に描かれた内容がそのまま事件になっていたり,と運命論的な事が度々作品の中で描かれる。
 殺人を犯してしまったことが運命なのか、事件の真相がバレてしまうことが運命だったのか、それともそれよりもずっと前に出会っていたことすら運命だったのか。運命かどうかなんて誰にもわからないのに、いざ振り返ってみると全ての出来事が運命だったかのように感じられる。
 自分自身に置き換えて、今、館シリーズの全ての記憶が無くなったとして、その時の自分は館シリーズの存在を知り、それにたどり着き、読もうとするだろうか。無論、読むだろう。では、こうして本一冊読むことすら運命のような気がして来なくもない。自分の本棚を見て、この本棚は偶然出来上がったものなのか、運命によってこの並びになるべきものだったのか、そんなことをこの本を読んで考えた。

  

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2026年01月31日

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ネタバレ

伏線だらけだったのかー!!
館自体に隠された通路等のトリックはなかったけど、まさかアリスに準えて異国の地に本物の建物があったなんて!!
アイディアが素晴らしいなと思いました!
島田潔の推理力が凄すぎる!!

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2026年01月20日

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ネタバレ

まさかそのトリックを使うなんてと思い驚いた。北海道だろうなとてっきり思っていたら…という展開。黒猫館を守りたいからこそ起こした事件という狂気さ。スラスラ読めて面白かった。他の作品も読みたい。

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2026年01月08日

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ネタバレ

館シリーズ6作目ともなれば、鈍感な私でも犯人が分かるかもと挑みましたが見事に惨敗。
とは言え、"あの人"が"あの人"だったのか…って部分はもしかしたらそうかもくらいにわかりました。
シリーズ最大規模のトリックと言っても過言では無い。
そして、妙なところで前作の時計館の殺人と繋がる部分があります。

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2026年01月02日

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ネタバレ

あ!分かります、その違和感気づいてました!!と何度も思ったのに、やっぱり答えに辿り着けない私は従順な読者だった笑 80%は分かっても残りの20%が肝心...。まさにその通りだなぁと。本作も面白かったなぁ~。
次作は暗黒館。気持ちを切り替えて覚悟を持って、とのことでワクワクが止まらない!

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2025年11月24日

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ネタバレ

いくつかの違和感を感じながらもそういうものなのかな〜、そういう人もいるのかな〜、普通じゃない状況だからそんなもんか〜…と何となく読んでいた部分が全部伏線だった時の衝撃!そして館が2つあるなんて!しかも海外!
江南くんの時刻表トリックへの関心なしはちょっと共感。

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2025年10月17日

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ネタバレ

おもしろかったです。鮎田の正体は分かったのに、館に隠された秘密はさっぱり分からず、そこは少し悔しいですが。どじすんということばや、脳髄の有無。ミステリーは雑学があった方が、色々と気づくところがあっておもしろいのかも。手持ちの館シリーズはこれで最後なので、積読本消化後に、続きを読むか考えたいと思います

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2026年03月23日

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ネタバレ

独白、一人称手記の魔力、

各々時系列に沿った手記と現在時パートで読みやすい
気がついたときには先が気になって気になってイッキ読み瞬殺でした






エドガー・アラン・ポーの『黒猫』率いるタイトル、地下室、、、VS、、、ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』

盛大なタイトルモチーフそのもののミスリード、、、


金田一の右心臓の話を思い出して、「綾辻以後」という言葉を噛み締めています

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2025年11月30日

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ネタバレ

館シリーズ第6弾
手記と現在が入り混じっていて、音楽をかけて読んでいても、途中から音楽が聴こえなくなるくらい没頭した
これって叙述トリック…?
手記で変だなって思うところはあっても、まあ鹿谷が解いてくれるだろうって甘えてしまうところもあり
江南のところにかかる一本の電話
手記を携えて、自分が誰なのか解明して欲しいという老人は手記の作者で、それはある別荘で起こった事件のことだった。その別荘も、中村青司の作品だったー
黒猫館があるのが阿寒じゃなくてメルボルンってなった時はのわーって心で叫んでしまった…いや、内臓の逆だけじゃないのか…館ごと逆(?)なのか、と…レナは心臓発作で、でも理性というか結局保身なのかなって思うけど古川の仕業だとか、これって今後どうなるのかしら…
そしてエピローグの手記(これは燃えてしまったので鹿谷や江南は読めていない)のこと…時計館と黒猫館の、所有者でのつながり(薄いけど)も
今回は解決編でびっくりしてばっかりだったけど、落ち着いたら何一つ解決してないことに気づく

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2025年11月24日

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