【感想・ネタバレ】黒猫館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

あらすじ

大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬(あゆたとうま)の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)と江南孝明(かわみなみたかあき)は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!? シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか?(講談社文庫)

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ネタバレ

迷路館でも鹿谷門実(島田潔)のアナグラムがあったのに、今回の「鏡の世界の住人」に気づけなかったのが悔しいです。
何もかもが鏡なので、サブタイトルは鏡影館の殺人でも良さそうだと思いました。

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2026年08月02日

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ネタバレ

館での殺人事件がおまけと言える。それぐらい本書には、重要で解くべき謎が別にある。
物語は書記を読み進める形で進行していくが、大して気にとめていなかったが何となく感じていた違和感が解決編で全て吹っ飛んでいく。さらに、スルーしていた手記の不審な点がとにかく大量に炙り出される。いや、どんだけピースとヒントをばらまいてんねん、と圧倒される。にも関わらず、館がもう1つ海外にあるといった真相には全く辿り着けなかった。ただただ完敗。すべての記述が伏線として機能していたと知った今、近いうちにもう一度読みたいと思う。面白いぐらいに違って見えてくるはず。

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2026年07月14日

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ネタバレ

旧版は20年以上前に既読。あの『時計館』のあとどんな館が登場するのかと身構えて読む。本の厚さは普通だし、違和感は感じつつも展開も普通。なのに、それは気付けないよ、っていう謎、ね。あとがきや解説に書かれているが、80%までは解けるが残りの20%が解けない。しかももう一度読み直すと、文章中に本当に上手く手がかりが忍ばせてある。参りましたと言うしかない。テレヴィ、ヴィデオ、カヴァー、ドライヴァー、レヴェルなどの表記、こだわってるな~。

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2026年06月10日

ネタバレ 購入済み

悔しいっ!

あとちょっとだったのに!
あれも、これも気が付いたのに!
ソレだって、ちょいちょい違和感は感じていたのにー!!
って感じの騙され方でした。

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2022年11月20日

ネタバレ 購入済み

オチは読めたかも

ある人物の正体や、殺人の犯人は読めてしまいました。ただ、やっぱり引き込まれます。何日間かに分けて楽しみたかったのですが、やはり一気に読ませられてしまいました。

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2020年05月19日

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ぼくとしては鹿谷先生と河南くんのラブラブ北海道旅行が見れたので満足です……(鏡の世界の「黒猫館の殺人」を読んだ人?)

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2026年10月09日

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ネタバレ

著者あとがきにそのニュアンスがある通り、80%程度を読み進めながら見抜き、残りの最終盤20%程度で驚くを地で行きました。ひょっとすると驚く=見抜けてないは10%弱だったかもしれないし、アナグラムは簡単すぎて序盤で気づいちゃいましたが。といっても、見抜けても気づいても楽しいんです。謎の中に謎が隠してあって、次から次に期待通りかそれを超えて解き明かされていくものを読むのは楽しいのです。電子版で読んだので解説がついてなかったので、紙版も手に入れようと思います。

追記:ただ一つ、レナの真の死因があれなら、外出の格好に戻してどこか道沿いの降り続ける雪の中に放り出してくれば、冬馬の判断次第では遭難死扱いで済むってツッコミが成り立つかも?

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2026年09月22日

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⭐︎4.8

ロリコンである鮎田冬馬(=天羽辰哉)が、養子の理沙子が少女から女になっていくのに耐えられず、オーストラリアの黒猫館で殺して地下に隠す。破産しても管理人として一生黒猫館に居続けるために所有者の息子一味が泊まりにきた際の事件を利用する話。

鮎田=天羽に途中で気付いたので衝撃度的にどうだろうと読み進めていったが、この伏線はまだまだ序の口であった。
「ん?」と違和感を覚えていた箇所が全て解説パートで真実と結びつき、衝撃をうけた。
鮎田=天羽、天羽がロリコン、館が北海道とオーストラリアで2つある、鮎田が東京に来た目的と本を守った理由、レナの死因、密室のトリック
上記の真実が一気に判明し、スケールも大きくとても楽しめた。

(唯一引っかかったのは心臓と胃の伏線で、別に左手で心臓押さえることもあるし胃は左を下にしたほうがいいとも聞いたことがある…と思った。ただ、これが無くても衝撃度にはさほど影響はないのでそこまでマイナスではないかな。)

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2026年09月01日

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ネタバレ

人物と場所の二重トリック!
人物の方はなんとなく気づいていましたが、いや場所のトリックは全く気づきませんでした。

それにしても鹿谷さんどんどん化け物になってってませんか…?
江南くんちょっと置いてけぼりになっていってるような。

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2026年08月30日

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人物の謎は検死した時からピンと来たのに、館の謎と犯人はちゃんと騙されました!
ご当地の知識が無いから騙されまくり!悔しい!
でもタスマニアデビルはかわいいよ

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2026年08月29日

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ネタバレ

本作を読みながら、アレ?んっ?鏡の中の住人?手記の黒猫館とは違う館?など、おかしくないか?という思いがいろんなところで出てきました。
この?が分かった時はそういう事!と腑に落ちました。スケールの大きい謎解きとは驚きです。
ただ、敢えて思うのは最後のエピローグで語られる犯人の動機が自分としてはしっくり来なかった。

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2026年08月22日

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トリックが面白かった!鮎田が天羽なことはギリギリで分かったんだけど、場所が違うなんて、詳細読み飛ばしてて全然分かりませんでした。反省。ちゃんと細かく描写してくれているのに、もったいないことを…。

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2026年08月16日

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ネタバレ

鮎田=天羽は分かったけど、流石に館が海外だとは。阿寒じゃないならどこ?他に監獄が有名な所どこかな〜奈良?鹿児島?とか色々予想したんだけど、まさか日本ですらないとは思わないよね。
海外だと分かってから読み返すと僅かな違和感がゼロになるのよなぁ。凄いなぁ。

登場人物のほとんどが印象良くないミステリーは助かる。誰が死んでもまぁしゃーないかって思えるからね。

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2026年05月26日

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館が2つ存在することはさすがに想像できなかった。
手記と現実の交互に話が進んでいくスタイルも面白かった。
密室トリックに関しては、それ自体は単純でよくあるやり方で、自分も真っ先にそれを予想したし結果その通りだったが、館の謎が解けてないと成立し得ない。
全てのピースが揃ってようやく腑に落ちる、完璧な伏線回収だったと思う。

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2026年05月11日

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黒猫館という名前の由来が、風見猫や黒猫が住み着いている、というのは弱いなと読み始めは率直に思った。
しかし、読み進めていくうちに、今作のモチーフが鏡であることが分かった。が、そこからのルイス・キャロルというのは想像外だし、それを知ってからの『黒猫館』というネーミングセンスは流石にオシャレすぎだろう。
トリック自体はすごくワクワクするとまではいかなかったが、館自体の立ち位置がとても面白かった。
綾辻さんの点(小説内での事象)と点(綾辻さんの知識)をつなぐ線の引き方・発想力は、どの作品を読んでも心躍らされるものがある。

次作『暗黒館』、覚悟を決めて読みたい。

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2026年05月04日

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散りばめられた伏線に違和感を抱くことができるか。
手記と現在を交互に読んでいく構成に非常に臨場感があり、面白さの核となっている。
館シリーズの中では、トリック等もやさしめに設定されている。

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2026年08月15日

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「館」縛りでこれだけ沢山のシリーズを作れる絢辻先生は天才だと思う。しかも文章がうまいので、サラッと読みやすい。
ただ今回は、「鮎田=天羽」が推理しやすかった点、登場人物たちの魅力に欠ける点などから、他の館シリーズよりも読み応えがないように感じた。

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2026年05月06日

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ギミックはこれまでにないほどわかりやすいものだった。館シリーズは基本、事件発生と、推理パートの時系列が分かれている。今作はその傾向が顕著だった。過去の事件の真相をゆっくり深堀する楽しみも理解できるが、それ以上に作中の最新時間で発生する事件にハラハラしたかった感はあり、そこがないので残念に思った。

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2026年05月05日

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