あらすじ
コロッケさんが、自身の真似て、表現して、独自の創造を行うまでの秘密、また、常に第一線で居続けるための秘訣を初めて開陳します。働く人から学生まで、先人の知恵、情報、技術を真似て、学んで、自分なりのスタイルを確立します。その「守破離」のプロセスは、コロッケさんが日々突き詰めてきたこととまったく同じ。一流の表現者の創造の秘密を知る面白さと、自分自身に生かす知恵が融合する、楽しく読めてためになる1冊です。
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Posted by ブクログ
技術面のところだけではなく、なぜモノマネをしているのかについて、コロッケさんの内面を学ぶことができた。
それはリスペクトを込めたところからくる「この人になってみたい」と思うところから来ているようだ。
また、自分の観察力や、洞察力が、仕事の学ぶ姿勢や人間関係の構築にどう役立つのかが記載されている。
特に印象だったのは、「観察」と「遊び心」が融合するとアイディアが生まれてくる素になることもここで学んだ。興味を持つこと、そして、洞察力を生かしながら見ていると、さらにアイディアが多く生まれるんだと学んだ。
大きい存在感がそこまで際立ってない人は、洞察力や観察力が人並み以上に備わっている。
人は誰しもが強みを持っているのでそこを意識することにより、仕事やビジネスに生かしてほしいとコロッケさんは言う。モノマネの深さを知れた。
Posted by ブクログ
コロッケさんのものまねは、五木ロボット
のように、本人とは似ても似つかないない形態に、デフォルメされているが、特徴をよく捉えていて、唯一無二だと思う。
最近は、あまりTVで見かけなくなったが、
コロッケさんのモノマネの心得や人となりが
わかるいい本だ。観察力と洞察力と情報。
マネる事は観ること。
その一挙手一投足を再現できるまで、
観ているか?
芸を追求し、進化させる継続の大切さが
書かれていて、仕事や日常生活でマネしたい。
Posted by ブクログ
大好きなモノマネ王コロッケさんによる超真面目に語るモノマネ論。
読み終わっての感想は、コロッケさんが芸能界、モノマネ界で超一流の地位にいるのは、相当の試行錯誤、創意工夫、努力の積み重ね、そして失敗をしてきたからこそだな~ということです!そしてコロッケさん自身の気遣いや配慮、愛情が周りの人から愛される存在にしているな、と学びたっぷり!
僕たちはモノマネ王になるわけではないですが、日常生活に活かせるポイントがちりばめられています♪おススメ!
Posted by ブクログ
中学時代に間違いなく自分の人生に影響を与えた人物のひとり、コロッケ。中学2年の時に短冊に「コロッケの弟子になりたい!」と書いたのは今でも忘れられない記憶である。
当時の担任に「やめろ!」と突っ込まれたのも一緒に覚えている。
エッセイと分類してみたものの、よぉく読めば軽めのビジネス書という風にも取れる。
曰く「観察力や洞察力」がモノマネをするには重要だ。
ただ見るだけでなく、一挙手一投足すべてをまねてこそ、その人の本質が見えてくると。
突拍子もない空想の産物の作り方は書かれてなかったけど(書きようもないだろうし)、やさしい口調で書かれているので、社会人なり立ての人が読んでもよい一冊かと。