【感想・ネタバレ】蒼き神話マルス(13)のレビュー

あらすじ

ディングル血統とシルフィード血統――。とうとう、血の宿命の闘いを決する日がやって来た!“勝利”という人々の期待を背負った競走馬たちの成長と闘いの日々を描いた感動巨編最終巻、新たなる神話が、今、ここに生まれる!

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Posted by ブクログ

2020/5/9 全巻再読を完了。

『風のシルフィード』の続編。

『風のシルフィード』と比べると、血統ロマンやヒューマンドラマの成分が強いです。初めて読んだとき(20年位前??)は、それなりに胸が熱くなった気がします。

改めて読み返すと、マルスと白の一族、どちらにも思い入れがあるだけに、何となく、どっちつかずというか、『風のシルフィード』がシルフィードを思いっきり応援するマンガだとしたら、マルスはマルスを取り巻く競馬界全体を観戦するようなイメージですよね。

全13巻で完結してしまったのが、だいぶ駆け足でもったいない気もします。完結編で書かれているエアリアルのストーリーも、もっとしっかり描ける内容だと思うのですが、この辺りは大人の事情によって仕方なかったのでしょうか。

いずれ、さらに続編があってもおかしくないので、その時が来たら、続編も楽しく読めたらと思います。

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2020年05月09日

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