【感想・ネタバレ】超人間・岩村のレビュー

あらすじ

【SD名作セレクション(テキスト版)】妙味宮高校に一人の男がいる。名は岩村陽春。アメコミ同好会に所属し、友人の多村やマルカーノとともに日々を送る彼は「無理」や「不可能」という言葉を聞くと行動を開始する。それが本当に「不可能」な事なのか、それとも「可能」な事なのかを見極めるために。安易な「諦め」や「絶望」を、この世界から駆逐するために。人はそんな彼を『超人間』と呼んだ…! 一方、新聞部一年・高津五月は先輩の杉浦夜那とともに『超人間』の密着取材を命じられるが、なぜか演劇の主役(ジュリエット)を演じることになってしまい!? 第7回スーパーダッシュ新人賞佳作受賞作。※この商品にはイラストが収録されていません。

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Posted by ブクログ

続き読みたい!アメコミ同好会と生徒会の抗争が見たい!でも続き出ないんだろうな〜。もう4年は前の作品だからな〜。

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2013年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

諦めることを何より嫌い、「無料」「不可能」な言葉を聞くと果敢に挑戦し、人呼んで超人間という高校生の話。生徒会による実績のない部活動廃止を救うという割とどこにもである設定の中、主人公・岩村とその仲間である多村、マルという強烈なキャラクタが光り、ストレートな青春学園小説となっている。単純に直情的ではなく、岩村の言動に影を添える設定も深みが出ている。ラノベレーベルの受賞作らしく、続編を匂わす伏線を随所に残したまま終了するが、これ単独でも楽しめる。ただ、主人公である岩村の抱える心の歪の克服を初め、キャラの深掘りは十分に興味深く、シリーズ化を期待したい。

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2015年11月22日

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