あらすじ
「修祓師」とは――人を襲い魂を食らう存在・荒御霊の浄化を生業とする者たちのこと。一人前の修祓師を目指して仲間と修業に励む恵那は、十六歳の誕生日に不思議な呼び声を聞いた。声に導かれて目にしたのは、無限に花を咲かせる桜の巨木と、その虚の中で眠る白髪の美丈夫。彼は目覚めた瞬間恵那を抱き締めると、問答無用で「下僕になれ」と命令してきて――!? 超傲慢、かつ居丈高な「自称神様(?)」に翻弄される恵那の運命は!? えんため大賞作家が渾身で綴る、煌びやかに躍動する戦いと恋の新境地が登場!!
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Posted by ブクログ
一人前になろうと頑張るも、そのための『道具』を持っていない
半人前の少女。
ある日彼女が声だけを頼りに進んだ場所で見つけたのは
気に突き刺さった剣と、洞にいた男の神様。
そして下僕宣言をする男神様。
神様だから偉そうなのかと思ったのですが
わりに気遣い屋さん?
かと思ったら、それはもしかして顔のせい?
疑惑(?)が深まりますが、オレデレと思えば
別に普通かと。
こういうキャラはよく見かけるわけですし。
それよりも主人公でしょうか?
己の記憶改ざんはよくある事です。
受け入れられないから、記憶改ざんするわけですし。
大体『憎い』という感情だけでここまで来たなら
それを推し進めるべきかと。
むしろ仕事、それ仕事。
とはいえ、確かにそこから入ってしまったなら
戸惑うものがあるかとは思われますが。
それこそ外見にだまされるな、が該当する?
話を最後まで読んで、非常に気になるのはやはり
主人公の料理の腕。
吐くほど美味しくないって…。
いや、それを感触した男神様もすごいけれど。
レデなのか優しさなのか…迷うところ。