【感想・ネタバレ】私たちが星座を盗んだ理由のレビュー

あらすじ

優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で、残酷に崩壊する快感。景色が反転し、足元が揺らぎ、別な宇宙に放り出されたかのような、痛みを伴う衝撃。かつて、まだ私たちが世界に馴染んでいなかった頃の、無垢な感情を立ち上がらせてくれる、ファンタジックな短編集。ミステリの醍醐味、ここにあり!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

どれも幻想的な雰囲気があってよかった。

いちど読んだだけでは理解できないお話がいくつかあって、他の方のレビューを読んでようやく理解しました。

北山さんの短編ミステリはいくつか読んだことがありますが、この1冊がいちばん好きかもしれません。

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2025年07月06日

匿名

ネタバレ 購入済み

ちょっぴりダークな短編集。空いた時間に読みやすい。
4つ目のお話が好きです。2つ目の話は最後まで読んでも意味がわからなく、検索してほんのり理解した程度ですが雰囲気が好き。

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2025年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ダンガンロンパ霧切』シリーズを読んで、北山さんの本が気になり読んでみました。
5つの短編集ですが、どの作品もとても興味深い内容で、面白かったです。
「恋煩い」はラストの1ページだけホラーに変わったのは驚きでしたし、「嘘つき紳士」もいつバレるのかハラハラしながら読んでいました。
ただ、結末をあえて書かずに読者の想像に委ねている作品があり、そこは個人的にはあまり納得のいくラストではなかった為、星4つにさせていただきました。

でも、北山さんの他の作品ももっと読んでみたいと思えるような一冊でした。

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の中ではこれまでにない世界観を味わった作品であった。特に『妖精の学校』『終の童話』は何とも言えない余韻が残り、他の方同様ネットで調べまわり、やっと納得。
1話目『恋煩い』で良い感じのイヤミス感を感じたのでそれ以降は決して面白くない訳ではないのだが、先にも書いたが不思議な感覚で終わった。ちょっと自分の中でハードルを上げてしまった感はあったかもしれない。

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2025年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルに惹かれて読んでみたけど、子ども向きだったみたい。
衝撃だけで後味の悪いファンタジーの短編集だった…
親友とか姉を恋敵として殺そうとするってシチュエーションがリアリティがなくて好みじゃなかった
意味がわかると怖い話、みたいな感じでした
白い服の子供たちが集められている話だけ意味がわからなかったので調べました

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2024年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルが好きだったので興味を持った。
タイトルだけを見て星に関する話なのかなと思ったが、短編が5本掲載されており、表題の話は5本目だった。
いずれの話もミステリーもので1本目の「恋煩い」が人間の恐ろしさを感じられたのと伏線回収の仕方が個人的には1番好きだった。
そのせいか2本目の話からはやや物足りなさを感じてしまった。

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・どんな本を調べても星座は88しかない。ところで星座も地球でいうところの国境線みたいに線引きされている。その線引きされた区画の中に必ず一つ、星座が含まれることになっているんだ。1930年に国際天文連合で決められたんだ。この時、定められたのは全部で89区画。89区画に、88の星座。星座が1個足りないだろう?それはそうだ。だって僕が盗んでしまったからね。

・月が星を隠すことを、星食という。厳密には、あの夜、星食によって南の冠座が隠れたわけではないが、月の明かりが星を消したのは間違いないだろう。

表題作以外はあまり物語に入り込めなかったけど、「わたしたちが星座を盗んだ理由」はロマンチックで切なくてわたし好みだった。

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2023年09月08日

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