【感想・ネタバレ】世の中を良くして自分も幸福になれる「寄付」のすすめのレビュー

あらすじ

お金の寄付はもちろんだが、物品の寄付、時間やスキルの寄付(ボランティア)なども取り上げられており、「0円」からできる寄付の仕方もわかる。また、2011年から施行された新寄付税制の活用法についても解説されている。一般にあまり知られていないが、この新寄付税制により寄付金の最大50%が戻ってくるなど、実は日本は欧米に負けない寄付優遇国家になっていたことに気づかされる。
以上のように全体的に寄付のハウツー本の趣のある本書だが、第2章だけは異色の章で、寄付を実践している7人を紹介するノンフィクションになっている。7人のいずれもが、寄付を楽しみ、心理的な大きな“報酬”を得ている様子が伝わってくる。7人の最後として、著者自身が登場し、横浜・寿町のNPOへ物品(衣服・タオルなど)を寄付した体験がレポートされている。この“寄付初体験”により、著者自身に起こった思いがけない内面(心)の変化が語られ、寄付を「本来の幸せを手に入れる方法」と位置づける著者の気持ちが伝わってくる。
世の中を良くするために何かしたい人、自分自身に何か良い変化を起したい人……などにお薦めの本である。


【主な内容】
プロローグ 本当の幸福を手に入れるために
第1章 寄付が日本と世界を変える
第2章 寄付を実践する人たち
第3章 寄付の受け皿「非営利団体」を知る
第4章 NPO法人が社会を変える仕組み
第5章 新寄付税制のメリットを活用する
第6章 寄付はお金だけとは限らない
第7章 最近の寄付事情
第8章 後悔しない寄付先選び
おわりに
参考資料/掲載団体等URL

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

期待したほど実用的な内容では無かった。昨今の寄付事情を具体例中心に読みやすく伝える本。クラウドファンディングに興味をひかれた。5万円ぐらいのプチプロジェクトでいいからやってみたいなあ…

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2014年10月16日

Posted by ブクログ

誰かのためにお金を使うと、自分の幸福度が増す。他人に投資する(ダン博士のハッピーマネー)

「ファンドレイジングが社会を変える」

アメリカでは個人の寄付が非営利団体を支えている。

直販型ファンド

東京おもちゃ美術館の学芸員というボランティアも寄付。
さなぎ食堂=シャツ類、タオル・バスタオルなどの寄付。

寄付をした豊かな気持ちは持続する。積み重なると自分の自信になる。

非営利団体は利益を出しても仲間で分けてはいけない。
任意団体も税金を払う。
認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)新寄付税制による所得税控除の対象。
ただのNPOは対象ではない。

NGOも広義のNPO。
資金仲介組織 赤い羽根など。コストが差し引かれる。
NPO法人は20種類の活動から選択。

認定NPO法人に仮認定NPO法人制度ができた。
5年以内に、パブリックサポートテストをクリアすること。

認定NPO法人への寄付は、税額控除の対象。
都道府県、市町村が指定した団体であれば、住民税控除もある。

フードバンクネットワーク(農林水産省のHP)
バリューブックス

ヤフーボランティア。
プロボノ=無償でNPO法人へ奉仕する=NPO法人サービスグラント(マッチングサービス)、ソーシャルベンチャーパートナーズ東京。

寄付つき商品=買うだけで一部を寄付

テーブルフォーツー。レストラン1食あたり20円を寄付。

クリック募金  dff  イーココロ  いいねをすると寄付される(gooddo)

経団連の1%クラブ=収入の1%を寄付する

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2014年07月27日

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