【感想・ネタバレ】骨抜きにされた日本人 検閲、自虐、そして迎合の戦後史のレビュー

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Posted by ブクログ

政治の世界では、戦後体制からの脱却との声が聞こえています。しかし、既に何十年も聞いてきた言葉であり、戦後の世代には何が?と思われる曖昧なワードに聞こえていましたが、この本の内容を読むとGHQによる洗脳状況からの脱却はマスコミを中心に置く、日本人の思想は未だ敗戦国から脱していないことを理解します。
の本は、2002年に出されていますが、あとがきに「日本人の反中嫌韓感情は深く潜行して、近い将来のある時点で噴出することになるだろう。目先の平穏無事を追い求めていると、結局は高くつくことになる。断固たる構造改革が真に必要になる分野は、じつは目に見えないこのような領域にこそあるのだということに、政治家や指導的人士は目を開いてほしいものだ。日本の真の再生はここに始まる」と書かれていることが、今の状況を的確に予想していて驚きとなりました。

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2014年02月05日

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