あらすじ
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英熟語が覚えられなくて悩んでいる大学受験生のみなさまに朗報です。もう丸暗記は必要ありません!
make out=理解する、watch out=警戒する、put out=消す……こんな退屈な「丸暗記」をしなくてすむ画期的な方法があった!
本書で紹介する「前置詞イメージ連想術」は、1枚の絵に描いた前置詞の基本イメージから意味をつなげていく、「連想ゲーム」のような方法です(「認知言語学」という考え方に基づいています)。
この考え方を身につければ、つまらない丸暗記から解放され、見たこともない英熟語に出会っても意味を推測できるようになります。
しかも著者は、京大大学院に在籍中の「前置詞オタク」(!)。「好きな文法項目は『前置詞』。大学のサークルでは、『前置詞の人』『OFの人』という愛称ももち、自他ともに認める前置詞オタク。好きが高じて前置詞体操まで考案」という筋金入りです。
重要な前置詞はすべて収録(in, on, out, of, off, at, byなど25個)、大学受験に出る英熟語もほぼ網羅しています。
さあ、この1冊で、楽しく、ゲーム感覚で英熟語を攻略してください!
本書の6つのメリット
1. もう丸暗記をしなくてすむ!
2. 意味を忘れても、「連想」によって思い出す可能性が高くなる
3. 見たこともない英熟語が出ても、意味を推測できるようになる
4. 学ぶのに時間がかからず、忘れにくい
5. 訳語だけではわからない、英熟語の感覚や違いを身につけることができる
6. とにかく、英語の勉強が楽しく
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
正直な気持ちでは谷口一美さんの名前で購入。本書を読みこなすには高3程度である程度の知識があり、総整理のために有効かもしれない。知識ゼロの状態では、パンクするであろうと思う。
認知言語学に関わる文献を押さえてから論じているので、著者自身の主観的なイメージに左右されていない。トラジェクターやランドマーク等の専門知識がなくても、図でさらりと説明できているのが素晴らしい。また本の使い方なども細かく記述しており、読者への配慮が見られる。outの説明が最もわかりやすかった。ただwithに関してはまだまだこれから再考する価値があると思う。また前置詞の意味から英熟語を説明するのが趣旨ではあったが、今後は構文との関わりについての論を待ちたい。(結果構文や、二重目的語構文など。)このようなコンパクトでわかりやすい例を多用できるのは、日々の指導経験に裏打ちされていると言っていいと思う。佐々木さんに拍手!
Posted by ブクログ
ペレ出版「なぜが分かる動詞+前置詞」とほぼ同じ内容でイラストがわかりづらくなった版・・・。しかし学習しやすいよう赤シートがついているのは、とても良い。あとはコーパスに基づく頻度が記載あると親切なのだが・・・