あらすじ
世界で絶賛される宮崎駿ワールド。本書は、『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』の5作品を中心に、「宮崎アニメ」に秘められたメッセージを、作品に散りばめられた謎の発見を通して解明していきます。そうです、謎は「発見」されるものなのです。宮崎アニメにははじめから「これが謎です」と書かれている謎はひとつとしてありません。今まで、何気なく見過ごしていた作品の細部と全体の意図が、本書によって鮮やかに解き明かされます。
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Posted by ブクログ
ここまで深く読み解けるのか、と思い、ちょっと脱帽。
ちょっと理想主義が鼻につくけれど。
それでも、宮崎アニメの主人公たちの生きる歓びや苦しみが思い出されて、
こちらも勇気が湧いてきたので、○。
凛として生きていきたいものである。
2010年07月02日の宮崎コ
あなたの評価を尊重しますが、宮崎アニメを知らなすぎる!!
もうちっと、幅広く宮崎アニメを観察してから物言うように願いたい。
あなたの1章からして、1章違いな感が阿あります!!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
“生きる”ためのファンタジー。
その隠された謎を読み解く。
[ 目次 ]
第1章 宮崎駿の「動く城」―『ハウルの動く城』論(「ハウルの動く城」という題名
魔女と火の悪魔 ほか)
第2章 名前と季節の秘密―『となりのトトロ』論(『となりのトトロ』に描かれている物と時間 自然について ほか)
第3章 ファンタジーの教育―『千と千尋の神隠し』論(神隠しということ トンネルと境 ほか)
第4章 死と復活の物語―『風の谷のナウシカ』論(物語の推進力 女性原理とナウシカ ほか)
第5章 「生きろ」というメッセージ―『もののけ姫』論(これまでの作品と『もののけ姫』との関係 「自然」対「文明」 ほか)
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