【感想・ネタバレ】逆境に打ち勝ち、世界を切り開く 冒険家100の言葉のレビュー

あらすじ

極寒の大地、そびえ立つ峻山、人跡未踏のジャングル、灼熱の砂漠……不屈の闘志で人類の限界に挑み続けてきた冒険家たち。その言葉には、聞く者の胸を熱く揺さぶる強さがある。
植村直己、アムンゼン、ロバート・スコット、三浦雄一郎、トッド・スキナー、ジョージ・マロリーなど、前人未踏の偉業を打ち立てた冒険家の名言100を収録。
心を奮い立たせる熱い言葉を聞け!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的に丸井グループの青井忠雄社長の「いつか挫折する時があるが、その時に自分に負けないこと」という言葉が自分に勇気を与えた。
また、読売新聞社創業者の正力松太郎の「多くの人は人の成功を妬み、反感を持ち、誤解する。それが嫌だったら何もせずに役立たない人間なるだけ」という言葉で妬まれる覚悟で行動することの重要性が学べた。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

ビジネス界にその名をとどめる偉人たちはどの様にして過酷な人生を生き抜いてきたのか?それを端的に示す一言と、彼らの人生をダイジェスト版で振り返る解説がついた本です。彼らの言葉は正鵠を射ていると思います。

ここに記されている言葉は松下幸之助、本田宗一郎、稲盛和夫、盛田昭夫、スティーブ・ジョブズ、ウォルト・ディズニー……。といったビジネスの歴史に名をとどめる名経営者100人が以下に逆境を乗り越えて行ったかをダイジェスト的に紹介しながら、印象に残る一言を紹介するものであります。

一つの事業を切り開いている人間は資金繰りの問題から、商品開発のプレッシャー。さらにはマネジメントに至るまで、一切合財の責任が其の肩にのしかかってくるので、その中から生み出される言葉は、寸鉄人を穿つというのか。最も直接に『真実』をいているのだなと思いながら一気に読み終えてしまいました。

「百年に一度という大変革期に巡り合わせたことをたいへんな幸運と思おうではないか」稲森和夫(京セラ創業者)
「絶対にできるはずだ。私の舌があの味を覚えている」鳥羽博道(ドトールコーヒー創業者)
「摩擦を恐れるな。摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと、君は卑屈未練になる」吉田秀雄(電通社長)
「 順 調 な時ほど危機が訪れる」安藤百福(日清創業者)
などの定番から僕が尊敬して止まない是川銀蔵翁の
「私は1日1日がそれこそ真剣勝負や。失敗しても、誰も助けてくれない。自分の努力で自分の運命を開拓していく以外、生き残る方法がないのや」

など、人それぞれによって琴線に触れる言葉は違うかと思われますが、仕事と言うものについて壁にぶつかったり、真剣に取り組んでいる方には大いに励みになる一冊かと思われます。

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2013年05月02日

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