【感想・ネタバレ】「説明責任」とは何か メディア戦略の視点から考えるのレビュー

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Posted by ブクログ

近年声高に叫ばれる説明責任。
みんな意味わかってゆうてる?説明してどうなる?ということについて解説。

結局説明を果たさない人と言うのは、信頼関係を構築することを拒否しているわけで、説明責任を果たさない人というのは軽蔑ではなくて疎外する、というアプローチを取るべきかもしれない。

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2011年01月20日

Posted by ブクログ

 何かしらの問題が起こったとき、自分達が取るべき行動は何か?を記した本。
倫理観・双方向・自己修正という先生のPRに対する持論から起こした、パブリックに対して被害や企業としての説明すべき(orすると良い)問題が起こった時の対応やらスタンスを書く。
 企業やら政府の取るべき責任とは何だろうか。ただ辞任することなのか?それとも問題の原因追究・対策検討・対策実施があった上で辞任して初めて責任を果たしたと言えるのではないのか。。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

政治家や企業が不祥事を起こした時によく聞かれる「説明責任」
この考え方が普及してきたのは最近のことのようである。

この「説明責任」を何故果たす必要があるのかを
PR(パブリック・リレーションズ)の観点から説いている。

PR自体の重要性は昨今言われるようになってきているが、
著者はPRの必要要件として、倫理観・双方向性・自己修正の3つを
挙げており、これらが欠如した際に説明責任がなされない、
もしなられても聞く側は納得出来ないとしている。


また、そもそも不祥事が起こらないようにするリスクマネジメントの
重要性にも言及しており、この辺りの説明の納得感は高い。

J&Jのタイレノール事件が好事例として挙げられているが、
説明責任を含めてキチンとした対応をすることで、
かえって信用を高めることのできる点はクレームとも似ている。


挙げられている事例も最近のものが多く、
企業に勤める身として、いろいろと感じるところも多い。
広報室のレベルは、各企業により千差万別であろうが、
「説明責任」最低限の知識としての習得はもちろん、
読む人によっては、日本ではあまりいないPRの専門家を目指す
きっかけにもなり得る内容。

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2010年03月16日

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