【感想・ネタバレ】心、とけあうときのレビュー

ダイアナ・パーマー / 青山陽子

ペリドットのように輝く淡いグリーンの瞳。傾けたグラス越しに、ゆっくりとささやく深い声……。バーで友人に紹介された男、ジーンにアリソンは魅了されずにはいられなかった。噂によると彼は女性関係が派手で、荒れた生活を送っているらしい。彼は悪い人じゃない。ただ、心に傷があるだけ。その痛みは、わたしだってよく知っている。アリソンは人一倍道徳心が強く、男性経験もなかったが彼の気をひこうと、遊び慣れた女を装った。映画、ロデオ見物と、ふたりはデートを重ねる。そして、三回目のデートで、ついに……。

[ブクログ · ★★★★☆]

クラシカルな純愛で良かった。バージンのヒロインが自暴自棄になってるヒーローに惹かれて経験者を装う…。変に曲がりくねって無く素直な物語。良かったです。ただ、ヒーローとベッドに行くのが望みみたいに話が進むのに、いきなり私は「宣教師なのに、もうお終いだわ」みたいになるのがよくわからない。最初からわかってるはずでしょう…と思うのは私だけ？好感もてるヒロインなのに作者のミスだね。