【感想・ネタバレ】取材歴59年の記者が見たW杯「裏表」ヒストリーのレビュー

あらすじ

1932年に新潟に生まれ、大学卒業後、一貫してサッカー取材を続けてきた著者。W杯は1970年のメキシコ大会以来、欠かさず現地取材に飛んだ。誰よりも長く、深く知る人間が語る「フットボールの神髄」。

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Posted by ブクログ

1958年、日本ではほとんど知られていないスウェーデンワールドカップの記事を書き、1970年メキシコワールドカップでは自腹で現地取材。日本人のワールドカップ報道者の第一人者である著者が語るワールドカップうんちく。

オリンピックとの違いや日本のワールドカップ参加がもたついた理由だなど「へー」とうならせる豆情報が満載。さすが半世紀以上のワールドカップ体験者は違う。

と、読み応えのある前半だったのだが、後半はワールドカップのチケットの取り方や現地での宿泊、移動手段、費用などについてが延々と語られる。正直、この本に求めているのは「ワールドカップ」のことであり、ワールドカップ観戦のコツなんぞは求めちゃいないんだけど。なんで、こんなガイドブックに載せるような話に脱線したのか。せっかくの前半が台無しだ。

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2015年02月27日

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