【感想・ネタバレ】恋の罪のレビュー

あらすじ

「君は誰?」「私は、妹よ」月美は記憶喪失になった青一と山奥の小さな家で新しい生活を始める。永遠の愛を手に入れるため、二人の関係を思い通りに作り変えようとする月美だったが、一人の女の出現でその計画が狂い出した--。無垢にして残酷なこの「罪」を誰が裁くことができるのか?この世に絶対的な愛は存在するのか?

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Posted by ブクログ

泣きたいのに泣けない、それくらい切なくてどうすることもできなくて。
苦しくて、つらい。
でも、それだけじゃなくて。

この話、読んだことある気がする…
たぶん高校生のときで、そのときはあんまりよくわからなかった。
今も私にはこういう愛し方はできないけど、それでも年を重ねた分だけ感じ方が変わってきてるのかもと実感です。
言葉のつむぎ方がすごく好きです。

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2009年11月18日

Posted by ブクログ

ラストの切なさに後を引かれ、読み返したいけど余韻から束の間抜け出せなかった。狗飼さんの中で一番好きな作品。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

永遠の愛を手に入れるために、どんなことならできますか?罪を犯せば罰がやってくる。兄妹は決して消えない絆。けれど、決して結ばれない絆。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

素直すぎた罪深い恋のお話。読む時のモチベーションによっては号泣してしまいそうで、怖くて読み返せないけど好きなお話。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

登場人物は主な3人だけ、舞台は山の中の一軒家からほとんど動かず、主人公・月美の独白で進められていく物語。
月美の愛は一般的な目から見ると偏執的で怖いのでしょうが、不思議と共感できました。それは私も恋をしている時に読んだからかなぁ……。
普通の人間が日常生活の中で正気を失うとすれば、それは恋をしている時だと思うのです。

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2015年12月28日

Posted by ブクログ

狗飼さんの本を読もうと思って掘り出していて一番上にあったので再読。
久しぶりに読んだら面白かった。
他の狗飼さんの小説に比べて少し現実感が無い感じと雰囲気がすごく好きです。
この人の作品はどれも読んでいて胸が痛い。
寂しくなります;
自分の余裕の無いときはこの人の作品は読めませんね。

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2011年05月06日

Posted by ブクログ

そばにいたいから兄妹になりすます?
兄妹は交わることができないとしても?
結ばれることよりそばにいることを選んだ女。
それが女の犯した恋の罪。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

月美の続きが見たくなった。兄への絶対的な愛が私には分からないが、人を愛すのが時に大きく人を狂わせてしまうのが少し怖かった。

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2020年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人を好きになって、自分だけのものにしたくなるとこうなっちゃうのかな。。

記憶喪失の兄が実は主人公の好きな人で
一緒にいたいために、さまざまな嘘で孤立した生活をするも、
綻びはじめて
最後には、、、って話。。

悲しいお話。

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2012年06月16日

Posted by ブクログ

こんなにあなたを愛しいと思う私、こんなに私に愛しいと思わせるあなた。罪を犯したのはどっちだろう?罰を受けるのはどっちだろう?
血が繋がってたって、ずっと一緒にはいられない。血が繋がってたって、あの人は私をおいていってしまったのにね。

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2009年10月04日

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