【感想・ネタバレ】小売業の新戦略 マイクロマーケティング入門のレビュー

あらすじ

モノの売れない時代になった。これまでのように単に魅力的な品ぞろえや売り手側の一方的な販売促進だけでは太刀打ちできない状況が到来している。そこで注目されているのが、マイクロマーケティングである。いわゆるマクロのマーケティングが、大多数の消費者を対象に大規模な販促で大量販売を目指すのに対し、マイクロマーケティングは「限られた商圏内の標的顧客に狙いを定め、持続的な需要を創造していく」ものである。マイクロマーケティングで最も重要なのは、「商品中心」から「顧客中心へ」という考え方の転換である。従来から顧客満足という言葉はあるが、ここでは顧客のライフスタイルにまで踏み込んだより戦略的な展開が必要になる。本書では、こうした視点からマイクロマーケティングの実践法をわかりやすく解説する。具体的な戦略事例も多数紹介してあり、現場ですぐに役立てることができる。まさに「売れない時代」の救世主となる一冊である。

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Posted by ブクログ

マイクロマーケティング
小売店のマーケティング
 限られた狭い商圏において 特定多数の顧客を対象に
 小規模な店頭プロモーションを通して 多種多様な商品を少量ずつ販売する

新規出店というよりは
既存店舗で既存顧客 商圏の顧客をいかに取り込むか
という感じの内容だった

軸となる部分は
 問題をもっている顧客を 問題解決できる店舗を
 いかに作っていくか
 漠然とした問題には 提案型で 問題の輪郭をはっきりさせる
 具体的な問題をもっている人には 具体的な商品で対応する
ということだったと思う

小売に携わっている人に有用な本だと思いました。

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2009年10月04日

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