【感想・ネタバレ】呵呵大将―我が友、三島由紀夫―のレビュー

あらすじ

1960年代初頭の夜の新宿で、後に舞台演出家となる少年は、好奇心肥大の流行作家と出会い、たちまち意気投合。冗談を飛ばし合い、愉快なイタズラを企んでは二人で大笑い。やがて作家は、少年をモデルに一篇の小説を構想する……。純粋で暖かくて権力大嫌いの大常識人、すこぶる人間的な「三島さん」の姿を初めて活写する。

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Posted by ブクログ

三島由紀夫についてというよりも、竹邑類とは何者かということを、三島由紀夫がおそらく竹邑氏をこのように見ていたのではないかと言う竹邑氏の考え(印象)で書かれている、二重構造になった本。この後竹邑氏が亡くなったのもあって、本人によるいい意味での追悼文になったのではないだろうか?芸術家特有の自分たちを特権階級と見なすプライド?が少し鼻につくが、その辺りの特殊な雰囲気は良く書かれていると思った。

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2014年03月02日

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