あらすじ
アメリカには、高齢書の雇用に成功し、この10年間、右肩上がりの成長を続ける企業がある。本書は、気鋭の文化人類学者が5年かけてこの企業を取材し、その同じ職場で高齢の従業員たちと共に働く経験をしながら、高齢者にとって働く場所があることの意味を様々な角度から明らかにする。
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Posted by ブクログ
従業員の二人に一人が74歳以上の従業員40人規模の針製造会社。
医療給付や退職給付がいらない。賃金は最低賃金を上回る程度。働く時間、日数は本人の希望に合わせる。
製造部門以外の販売は、普通のフルタイムの従業員がいる。
引退は中流階級でも手が届かないもの。
自分は生産的であるという感覚、家族、コミュニティにいるという感覚、自由として機能している。
年齢を重ねたことによる労働倫理、生き甲斐とコミュニティを必要としていること、が特徴。給料のためだけに働きに来ているわけではない。
労働を最優先しなくてもいいのなら、賃金や労働条件は二と次になる。
同じことは簡単にはできないが、高齢者がイキイキと働ける職場を作るヒントにはなる。