【感想・ネタバレ】頭がよくなる超読書法 潜在力を引き出す「速読脳開発プログラム」のレビュー

あらすじ

世の中には様々な読書法が流布しています。しかし、そのほとんどは、拾い読み・飛ばし読みになっているのではないでしょうか。ページの全体を一度に見ることができても、それだけで理解することはできません。いくつかの単語や文章から内容を推測・想像することはできます。でもそれは、すでに頭の中にある情報を引き出しているだけです。脳の情報処理速度が速くなっているわけでもないし、理解していることにもなりません。本書では、すべての文字を眼で追う「速読眼」、高速で情報を処理する「速読脳」の習得法を解説します。本当に頭の回転を速くする方法であり、普通の読書では使ってしまっている脳の不要な回路をショートカットする方法です。また、その基盤としての読書能力についても解説します。読書は知的能力の基礎であり、読書能力を鍛えることによって人間力も磨かれます。大脳生理学の研究結果も踏まえた、「頭がよくなる読書法」です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半は理論&速読の効能について長々と書かれていて退屈。
この部分はしっかり読まないと理解できないので速読は無理かな。

単なる速読にとどまらず、速読によって能力開発を行うために、食生活の改善まで言及している。NHKの番組でも紹介されたほどの速読法。目に焼き付けるというフォトリーディングとは一線を画す内容らしい。

・速読には、速読のための眼を鍛えることが重要
・視野を広げて滑らかに眼を動かす
・黙読=心の音声化。速読=音声化せずに読む
・能力開発する前に健康健全な体作りを
 ・甘いもの、食品添加物、牛乳は避ける
 ・ごはん、味噌汁、野菜、納豆、漬物、魚・・・日本の伝統的文化に根差したものを食べる
・ゆっくりとした動きによる体の運動。「~道」「気功」「ヨガ」「座禅」

といった心構え・準備の前の準備的な話が200ページほど。。。
実際の速読トレーニングは、最後の20ページくらい。簡単に練習して身につくものではないことを理論でいっぱい説明しているが、ここまでトレーニングの内容が薄いとは・・・。

速読はトレーナーと1対1で行うものであり、トレーニングプログラムに参加しないと身につかない模様。ま、当然といえば当然ではある。
速読にも近道はない。

0
2011年07月14日

「ビジネス・経済」ランキング