あらすじ
「君への罰は俺との結婚だ」稀代の少女騎士・シェリーは、舞踏会で急に口づけてきた王子・ユリウスの頬を叩いてしまう。でも下された処罰は意外なもので!? 有無を言わせず王宮に召し上げられ、夜毎の褥で甘く激しい愉悦を教え込まれるシェリー。――私、こんなに淫らな身体だったの?自分の変化に戸惑いつつ、意地悪で優しいユリウスに身も心も蕩かされ惹かれる気持ちを抑えられない。だけどある人物が、彼がシェリーと結婚するのは、愛情からではないと囁いて…?
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Posted by ブクログ
初のTL作品ということで、BL作品の方で大ファンなので非常に楽しみにしていた1冊。
いままで気になったTL作品は読んできたけど、個人的にツボなTL作品には出会ってなかったので、この作品が初の出会いとなりました♪
話全体にボリュームもあるし、主人公シェリーも非常に愛らしくって~~!
シェリーが自分の外見に自信が無い、というコンプレックスも非常に大好きな要素だったので、個人的には2倍素敵でしたw
あと、シェリーが強い女(女騎士ですから)というのもまさにギャップというところでしょうか。
ひとまず、あらすじが気になった方には是非ご一読を・・・と思います。
Posted by ブクログ
元はBL作家さんとのことですが、TLでもなんら違和感なく楽しめました。
シェリーが格好よくかわいいヒロインでとても素敵でした。
コンプレックスを抱え剣技だけを誇りに生きていた彼女が、剣を捨ててたら生きていけるのかと心配になるくらい、騎士らしいヒロインでしたが、ユリウスに着々と女にされてゆくさまが良かったです。
Posted by ブクログ
この文庫は初だったのですが、意外と面白かったです。
女騎士として生きていたシェリーが、王子ユリウスの作戦?で罰として妃に召し抱えられて、だんだん騎士から女になっていく感じがよく出てたと思います。
シェリーのパパが最後にちょこっとだけ出てきましたけど、できたらもうちょっとユリウスが苦労するよう、頑固パパになってて欲しかったかなぁ。あっさり結婚できたのはちょっと残念かも。