【感想・ネタバレ】ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界のトップリーダーにとって、グローバルな会議でのスピーチの場は、
一国の将来を背負った、まさに「戦場」であり、
彼らは、その戦いに勝つための「高度な話術」を身につけている。
本書では、ダボス会議やTED会議などのメンバーとして、その姿を間近で見てきた著者が、「人格」「位取り」「胆力」「演技力」「観察力」「対話力」「振る舞い」「発声」「余韻」「思考」など、一般には語られることない、トップリーダーたちの「15の話術」を紹介する。

0
2021年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界のトップリーダーがどのような話術を駆使して影響力を発揮しているのかを具に観察されている田坂氏の洞察力がすごい。
世界のトップリーダーともなると、話術は言語だけではなく、一挙手一投足全てに神経をつかっている。

TPOに応じた位取り。
何を語るのかの前に、いかなる立場で語るのかを明確にする。

2014年安倍首相基調講演)
基調講演の後にメディアから「これではヘッドラインが書けない」、「これは国内政策のウィッシュリストではないか」と言われた。しかし、このスピーチが聴衆から好評であった。印象的なメッセージと共に聴衆に伝わったからである。聴衆に本気をアピールすることができた。


優れた話者とはやはり優れた役者でなければならない。

腹を据えて語り、言葉を明瞭にする。とおい修練を積む必要がある。その修練を積むことで声の質が高くなるとともに自然に言葉が相手の腹に届き、心に届くようになる。


語るときの姿勢を正すだけで印象は変わる。
語るときの目の配り方を定めるだけで雰囲気が変わる。
語るときの間を意識するだけで心に届きやすくなる。

0
2020年01月06日

「ビジネス・経済」ランキング